リソース要求でのリソース推薦に関する考慮事項

リソース・マネージャは、プロジェクト・リソース要求に対して1人以上のリソースを推薦し、評価用にプロジェクト・マネージャに送信するか、リソースの推薦時に自分で直接承認できます。プロジェクト・マネージャは推薦されたリソースをレビューし、コミュニケーションできます

プロジェクト・マネージャは推薦されたリソースをレビューし、要求のリソース・ステータスを更新することにより、コミュニケーションできます。推薦したリソースのステータスの更新またはリソースの取下げを自分で行うこともできます。リソースが確定すると(設定によっては)プロジェクト・マネージャが要求を承認できます。あるいは、リソースが最終的に「確認済」または「予約済」として割り当てられるように、要求が送り返されます。

リソース・マネージャは次の点を考慮する必要があります。

  • 数人のリソースを推薦した後も、未履行の要求に対してさらに多くのリソースを推薦できます。

  • 以前に棄却または取り下げられたリソースを同じ要求に再度推薦できます。

  • 推薦したリソースの割当ステータスまたはロールを更新できます。

  • 推薦したリソースの数が要求の残りの人数以下の場合は、リソースを推薦および承認できます。

  • すでに1人のリソースが割り当てられている既存の要求の要求数量を複数から1人に更新すると、要求のステータスは履行済になります。

  • プロジェクト・マネージャがすべてのリソースを棄却して、推薦済ステータスのリソースがなくなった場合、または確認済または予約済のリソースがこの要求にない場合、割当ステータスは「オープン」に移行します。

  • アプリケーション管理者は、プロジェクト・マネージャとリソース・マネージャの両方が要求のリソースを承認できるように設定を構成できます。

  • アプリケーション管理者は、プロジェクト・マネージャとリソース・マネージャが推薦済リソースの作成、伝達、および進捗の追跡に使用できるカスタム・ステータスを作成できます。

リソースの推薦から推薦されたリソースの承認または棄却まで、リソースの推薦に関するワークフローを見てみましょう。

要求に対するリソースの直接推薦

推薦する特定のリソースがすでにわかっている場合は、「プロジェクト・リソース要求の編集」ページまたはリソース要求の管理ページで「リソースの推薦」処理を選択し、そのリソースを選択できます。

リソースの評価および推薦

推薦する特定のリソースがわからない場合は、推薦するリソースを検索できます。「プロジェクト・リソース要求の編集」ページまたは「プロジェクト・リソース要求の管理」ページで「リソースの評価」処理を選択し、推薦を選択してリソースを選択します。

リソースのステータス更新

プロジェクト・マネージャは推薦されたリソースのリソース・ステータスを更新することで、リソースが要求の評価サイクルのどの位置にあるかを「要求リソースの管理」ページで通知できます。

リソースの取下げ

要求に対して推薦されたリソースを「要求リソースの管理」ページで取り下げることができます。「要求済」または「棄却済」ステータスのリソースは取下げできません。

要求履行

プロジェクト・マネージャが割当対象の推薦済リソースを確定すると、プロジェクト・マネージャによるリソースの承認が設定で許可されている場合は、プロジェクト・マネージャがリソースの割当を承認できます。そうでない場合は、プロジェクト・マネージャがリソース割当を要求する必要があります。その後、プロジェクト・マネージャから要求されたリソースを承認して、要求を履行できます。

要求されたリソースを棄却した場合、要求人数が複数で、ステータスが「複数のリソースについて処理中」の場合は、プロジェクト・マネージャが別の推薦済リソースを選択できます。推薦されたリソースが他にもある場合、要求ステータスは推薦済のままです。推薦された他のすべてのリソースが「棄却済」または「取下済」の場合、リクエスト・ステータスは「オープン」に変わります。

要求が履行されると、残りの推薦済リソースは「棄却済」ステータスに変更されます。