パフォーマンス目標の割当時の適格プロファイルの使用方法

Oracle Fusion Cloud Goal Managementの適格プロファイルでは、個人がパフォーマンス目標に適格かどうかを判断するために使用される基準を定義します。

HR担当者は、次のエンティティの作成時に適格プロファイルを使用してパフォーマンス目標の適格性を設定できます。

  • パフォーマンス目標プランの目標プラン・セットのみ

  • 目標プラン

  • パフォーマンス目標の一括割当要求

  • パフォーマンス目標の一括共有要求

適格に応じた目標のアサイメント

目標プラン・セット、目標プラン、またはパフォーマンス目標の一括割当要求で適格プロファイルを選択すると、アプリケーションによって次のように目標が割り当てられます。

  • すべての適格プロファイルが必須としてマークされている場合、個人はすべての適格プロファイルの基準を満たす必要があります。

  • 必須としてマークされている適格プロファイルがない場合、個人は1つ以上の適格プロファイルの基準を満たす必要があります。

  • 必須としてマークされている適格プロファイルとそうでない適格プロファイルがある場合、個人はすべての必須プロファイルおよび1つ以上の必須でないプロファイルの基準を満たす必要があります。

  • 1つのみの適格プロファイルが必須としてマークされている場合、個人はその適格プロファイルの基準を満たす必要があります。

目標の可用性の制限

パフォーマンス目標を、ジョブ、ジョブ・ロール、事業所、年齢またはその他の基準によって適格性要件を満たす個人に制限することができます。プロファイル使用が目標管理として指定されている適格プロファイルを選択する必要があります。また、適格プロファイルが目標に対して必須かどうかも選択できます。たとえば、次のような適格プロファイルを目標に追加できます。

  • 事業所がフランスである

  • 指定がマーケティング・マネージャである

  • 指定が製品マネージャである

目標の一括割当や、目標プランまたは目標プラン・セットの作成および割当を行う場合、必須の適格プロファイルとして「勤務先がフランスである」を選択し、他の2つの適格プロファイルを必須でないままにしておきます。この場合、アプリケーションは、事業所がフランスであり、指定がマーケティング・マネージャまたは製品マネージャであるすべての個人に、目標を割り当てます。

適格プロファイルおよび目標プラン・セット

適格プロファイルを選択して、目標プラン・セットに追加される目標プランを、プロファイル基準を満たす就業者に制限します。既存の目標プラン・セットを編集して、新規の適格プロファイル・セットを目標プラン・セットに追加できます。目標プランに含まれるパフォーマンス目標が、適格な就業者に割り当てられます。目標プラン・セットに追加した適格プロファイルは、目標プラン・レベルで追加された適格プロファイルよりも優先されます。

適格プロファイルと目標プラン

適格プロファイルを選択して、目標プランに追加されるパフォーマンス目標を、プロファイル基準を満たす就業者に制限します。既存の目標プランを編集して、新規の適格プロファイル・セットを目標プランに追加できます。

適格プロファイルおよび目標の一括割当または一括共有

適格プロファイルを選択して、目標の一括割当または一括共有中のパフォーマンス目標を、すべての必須プロファイルおよび少なくとも1つの必須でないプロファイルの基準を満たす個人に制限します。既存の一括割当要求を編集して、新規の適格プロファイル・セットを追加できます。

適格プロファイルと目標のアクセシビリティ

パフォーマンス目標を一括で割り当てる場合や、目標プランおよび目標プラン・セットを作成してターゲット就業者に割り当てる場合に、適格プロファイルを使用します。ただし、これらのOracle Goal Managementプロセスで適格プロファイルを使用しても、個人が他のソースからパフォーマンス目標にアクセスできるかどうかは制御できません。目標ライブラリまたは他のOracle Fusion Cloudビジネス・プロセスから(タレント・レビュー会議中やパフォーマンス評価中などに)、パフォーマンス目標を就業者に割り当てることもできます。