Distribution Serviceおよび分散パスについて

分散サービスには、サービス・マネージャのホームページからアクセスできます。あるいは、WebブラウザでURLを直接指定することもできます。

関連付けられたデプロイメントのDistribution Serviceにログインします。分散サービスのホームページには、ExtractプロセスおよびReplicatプロセスを接続するパスを表示するダッシュボードがあります。このインタフェースから分散パスまたはデータ・ストリームを追加できます。

ダッシュボードを使用して次の操作を実行します。

アクション リファレンス
  • 分散パスの追加

  • データ・ストリームの追加

  • パスの詳細を表示

  • パスを開始または停止

  • パスを再配置

  • フィルタを使用してシャーディングを有効化

  • DMLのフィルタリングを設定またはカスタマイズ

  • DDLのフィルタリングを設定

  • プロシージャのフィルタリングを設定またはカスタマイズ

  • タグのフィルタリングをカスタマイズ

  • パスを削除

次を参照してください。

分散パスの追加

データ・ストリームの追加

分散パスの管理

関連項目:

ALTER DISTPATHコマンドのオプション。

分散パスについて

パスは、デプロイメントの2つのデータ・エンドポイント間で証跡データを送信するために使用されます。Distribution Serviceを使用して、これらのパスを追加、モニター、再配置および管理できます。このトピックでは、分散パス(DISTPATHS)を作成するステップについて説明します。

分散パスにより、証跡が様々なトポロジのデータを送信および受信するルートを定義します。Oracle GoldenGateでは、ターゲット認証方式を使用して、ソース・デプロイメントとターゲット・デプロイメントを接続する方法を定義します。ターゲット認証方式を設定するためのオプションは次のとおりです。
  • USER ID ALIASターゲット認証: ターゲット・デプロイメントでは、オペレータ・ロールを持つユーザーが作成され、このユーザーの資格証明がソースOracle GoldenGateデプロイメントの資格証明として追加されます。USERIDALIAS方式を使用する場合、分散パスの作成時にターゲット認証方式の値が「パスワード」に設定されます。WSS (セキュアWebソケット)プロトコルは、このタイプの分散パスに使用されます。

  • 証明書ターゲット認証: この場合、分散パスは、信頼できるCA証明書を使用してターゲット・デプロイメントにアクセスします。分散パスを作成する設定のターゲット認証方式は「証明書」です。WSS (セキュアWebソケット)プロトコルは、このタイプの分散パスに使用されます。

  • OAuthターゲット認証: この場合、Oracle GoldenGateユーザー認証は、クラウドベースのアイデンティティ・プロバイダとしてのIDCSやIAM、オンプレミス・アイデンティティ・プロバイダとしてのOAMなど、OAuthサービスに外部委託されます。