Replicatパラメータの概要
Replicatプロセスは、Extractプロセスによって抽出されたデータを読み取り、このデータをターゲット表に適用するか、ロード・ユーティリティなどの他のアプリケーションがこのデータを使用できるように準備を整えます。
次の表に、Replicatのパラメータを示します。
パラメータ | 説明 |
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処理対象のレコードが |
Replicatパラメータ: 処理方法。
パラメータ | 説明 |
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Replicat処理の開始位置を指定します。 |
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Replicat処理の停止位置を指定します。 |
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オンライン変更同期を行うReplicatグループを指定します。 |
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実行間でチェックポイントを必要としないワンタイム処理タスクで使用します。 |
Replicatパラメータ: データの選択、変換およびマッピング
パラメータ | 説明 |
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データベース・オプションを指定します。これはグローバル・パラメータで、パラメータ・ファイル内のすべての |
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Replicatがno-op操作に対応する方法を制御します。no-op操作は、ターゲット表では無効な操作です。 |
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アプライアの数を構成します。これは変更を適用するために使用されるターゲット・データベースの接続の数を制御します。デフォルト値は4です。 | |
ソース表とターゲット表が同一の列構造を持つとみなします。 |
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レコードに対する各変更操作を、新しいレコードとしてターゲット表に挿入します。 |
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削除を挿入に変換します。 |
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ターゲット行が存在しない場合に、更新を挿入に変換します。 |
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更新を挿入に変換します。 |
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1つ以上のソース表およびターゲット表の関係を指定し、列マッピングおよび変換を制御します。 |
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マッパーの数を構成します。これは証跡ファイルを読み取るために使用されるスレッドの数を制御します。最小値は1、最大値は100、デフォルトは2です。 | |
APPLY_PARALLELISM は自動的にチューニングされます。最小値と最大値を設定して、Replicatが並列化を自動的に調整する範囲を定義できます。デフォルト値はありません。APPLY_PARALLELISM と同時に使用しないでください。
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デフォルトのReplicatセッション・タイムゾーンをオーバーライドします。 |
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数字列をマップするときに検出される無効な数字データのグローバル代替値を指定します。 |
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ソース文字セットをターゲット文字セットに変換するかどうかを制御します。 |
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Replicatがセッション・タイムゾーンとして使用するソース・データベースのタイムゾーンを指定します。 |
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空白のみを含むターゲット列を |
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行がフィルタ基準を満たしたときにイベント・アクションの対象にする1つまたは複数の表を指定します。 |
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トレイルのバージョンが古く、ソース文字セットが格納されない場合、またはトレイルに格納されている文字セットより優先させる場合、ソース・データの文字セットを指定します。 |
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パラメータ・ファイル内でこのパラメータ以降のすべての |
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削除を更新に変換します。 |
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Replicatが調整モードの場合に、バリア・トランザクションの専用スレッドを指定します。 |
Replicatパラメータ: データ・ルーティング。
パラメータ | 説明 |
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レプリケートするデータを含むローカル・システム上の抽出ファイル名を定義します。ワンタイム処理で使用します。 |
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レプリケートするデータを含むトレイルを定義します。ワンタイム処理で使用します。 |
Replicatパラメータ: エラー処理およびレポート。
パラメータ | 説明 |
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重複レコードおよび不明レコードのエラーを処理します。 |
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重複レコード・エラーが発生するたびに、既存のターゲット・レコードをレプリケートされた挿入レコードで上書きします。 |
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競合のためにOracle GoldenGateが異常終了した後に、Replicatが |
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Replicatがデータベース・エラーに対応する方法を決定します。 |
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データベースからのフェッチを必要とする操作に対するReplicatのレスポンス方法を決定します。 |
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重複レコードを示すデータベース・エラー番号を指定します。 |
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データベース・エラーをレポートする頻度を指定します。 |
Replicatパラメータ: チューニング。
パラメータ | 説明 |
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同様のSQL文を配列にまとめ、より高速に適用することによって、Replicat処理のスループットを向上させます。 |
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コーディネータ・スレッドが統計の適用スレッドにリクエストを送信する間隔。 |
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コーディネータ・スレッドが適用スレッドの開始を待機する時間。 |
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並列Replicatで、どの程度の大きさのトランザクションを大きいトランザクションとみなすかを制御します。並列Replicatは、このサイズより大きいトランザクションを検出すると、そのトランザクションをシリアライズするためにパフォーマンスが低下します。ただし、この値を大きくすると、並列Replicatによって消費されるメモリーも増加します。 | |
FULL直列化モードのコミットを有効にし、証跡の順序でトランザクションを強制的にコミットします。 | |
レプリケートされた操作をターゲット・データベースに適用するまでReplicatが待機する時間を指定します。 |
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1つのReplicatトランザクションにグループ化されるレコード数を制御します。 |
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トランザクションをバッチ化するときに、スケジューラがどの程度先まで対象にするかを制御します。デフォルト値は10000です。 | |
破棄ファイルにレポートする破棄レコード数を制限します。 |
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Replicatが使用できる準備済SQL文の数を制御します。 |
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大きなソース・トランザクションをターゲット・システム上で小さなトランザクションに分割します。 |
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Oracle GoldenGateが処理する表に関する情報を格納する専用メモリーの初期割当てを制御します。 |
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大きなトランザクションを指定のサイズのピースに分割して、パラレルに適用するように指定します。ピース間の依存関係は保持されます。デフォルトでは無効になっています。 | |
Replicatが、オープンしているターゲット・トランザクションのコミット、およびソース・トランザクション全体の適用準備ができるまで保持しているターゲット・トランザクション内の未完了のソース・トランザクションのロールバックを実行するまで待機する時間を指定します。 |