3.9 プロシージャの管理

プロシージャは、特定のアクションを実行するサブプログラムです。オブジェクト・ブラウザを使用して、プロシージャを表示、作成、編集、ダウンロードおよび削除します。

• プロシージャの作成
  オブジェクト・ブラウザを使用してプロシージャを作成します。
• プロシージャの表示
  オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「オブジェクトの詳細」ビューでタブにアクセスします。
• プロシージャの編集
  オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「コード」タブで編集します。
• プロシージャのコンパイル
  オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「保存してコンパイル」をクリックします。
• プロシージャのダウンロード
  オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「ダウンロード」をクリックしてファイルとして保存します。
• プロシージャの削除
  オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択して、「削除」をクリックします。

関連項目:

『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』のPL/SQLの概要に関する項

3.9.1 プロシージャの作成

オブジェクト・ブラウザを使用してプロシージャを作成します。

プロシージャを作成するには:

1. オブジェクト・ブラウザで、「データベース・オブジェクトの作成」メニューをクリックし、「プロシージャ」を選択します。

   ヒント:

   オブジェクト・ツリーから新しいオブジェクトを作成するには、オブジェクトを右クリックして「作成」オプションを選択します。

   プロシージャの作成ウィザードが表示されます。

2. プロシージャの作成で次のように指定します:
   1. プロシージャ名 - 作成するプロシージャの名前を入力します。この名前は、Oracleのネーミング規則に従う必要があり、空白を含めたり、数字またはアンダースコアで開始することはできません。
   2. サンプル・コードを取り込む - プロシージャの作成時にサンプル・コードを含めるかどうかを指定します。

   ヒント:

   「SQLスクリプト」リージョンに、このウィザードによって生成されたSQLが表示されます。SQLをコピーするには、「コピー」アイコンをクリックします。
3. 「プロシージャの作成」をクリックします。

3.9.2 プロシージャの表示

オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「オブジェクトの詳細」ビューでタブにアクセスします。

プロシージャを表示するには:

1. オブジェクト・ブラウザのオブジェクト・ツリーで、「プロシージャ」を展開し、プロシージャを選択します。
2. 「オブジェクトの詳細」ビューが表示され、4つのタブが表示されます:
   • コード - プロシージャのソース・コードを表示します。このビューのソース・コードは、完全に機能するコード・エディタを使用して編集できます。使用可能なアクションは次のとおりです:
     • ダウンロード
     • 保存してコンパイル
     • 削除。
     • リフレッシュ

     ヒント:

     コード・エディタについてさらに学習するには、「オブジェクト・ブラウザのコード・エディタ」を参照してください。
   • 依存性 - 現在のプロシージャを使用する(またはこれに依存する)オブジェクトと、プロシージャが依存するオブジェクトを表示します。オブジェクトにリンクするには、オブジェクト名をクリックします。
   • エラー - 現在のプロシージャに関連するエラーをリストします。
   • 権限付与 - 権限、権限受領者、付与可能者、権限付与者およびオブジェクト名など、現在のプロシージャの権限付与の詳細。使用可能なアクションは次のとおりです:
     • 権限付与
     • 取消し
     • リフレッシュ

3.9.3 プロシージャの編集

オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「コード」タブで編集します。

プロシージャを編集するには:

1. オブジェクト・ブラウザのオブジェクト・ツリーで、「プロシージャ」を展開し、プロシージャを選択します。

   「オブジェクトの詳細」ビューが表示されます。「コード」タブには、プロシージャのソース・コードが表示され、完全に機能するコード・エディタがあります。

   ヒント:

   コード・エディタについてさらに学習するには、「オブジェクト・ブラウザのコード・エディタ」を参照してください。
2. コード・エディタを使用してソース・コードを直接編集します。

   ビューを編集および変更する場合は、変更内容を保存するためにコンパイルする必要があります。

3. 「保存してコンパイル」をクリックして現在のプロシージャをコンパイルします。

   コンパイルによりデータベースのオブジェクトが再作成されます。コンパイルが失敗すると、コードの上にエラー・メッセージが表示されます。

3.9.4 プロシージャのコンパイル

オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「保存してコンパイル」をクリックします。

プロシージャを編集および変更する場合は、変更内容を保存するためにコンパイルする必要があります。

プロシージャをコンパイルするには:

1. オブジェクト・ブラウザのオブジェクト・ツリーで、「プロシージャ」を展開し、プロシージャを選択します。

   「オブジェクトの詳細」ビューが表示されます。

2. 「コード」タブで、「保存してコンパイル」をクリックして現在のプロシージャをコンパイルします。

   コンパイルによりデータベースのオブジェクトが再作成されます。コンパイルが失敗すると、コードの上にエラー・メッセージが表示されます。

3.9.5 プロシージャのダウンロード

オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択し、「ダウンロード」をクリックしてファイルとして保存します。

プロシージャをダウンロードするには:

1. オブジェクト・ブラウザのオブジェクト・ツリーで、「プロシージャ」を展開し、プロシージャを選択します。

   「オブジェクトの詳細」ビューが表示されます。

2. 「コード」タブで、「ダウンロード」をクリックして、現在のプロシージャをファイルとして保存します。

3.9.6 プロシージャの削除

オブジェクト・ツリーからプロシージャを選択して、「削除」をクリックします。

プロシージャを削除するには:

1. オブジェクト・ブラウザのオブジェクト・ツリーで、「プロシージャ」を展開し、プロシージャを選択します。

   「オブジェクトの詳細」ビューが表示されます。

2. 「コード」タブで、「削除」をクリックします。
   1. 削除 - 詳細を確認します。
   2. SQL - プロシージャを削除するために生成されたSQLを表示します。表示されたSQLをコピーするには、「コピー」アイコンをクリックします。
   3. 選択を確定するには、「削除」を再度クリックします。