25.3.2.9 UIのデフォルト値のエクスポート

UIのデフォルト値をエクスポートして、移動またはコピーします。

25.3.2.9.1 UIのデフォルト値のエクスポートについて

UIのデフォルト値のエクスポートについて学習します。

UIのデフォルト値のエクスポートは、ターゲット・システムでの開発を予定している場合に便利です。開発者は、UIのデフォルト値を使用して、リージョンおよびアイテムのプロパティの初期値に移入し、1つまたは複数のアプリケーション内の複数のページ間での一貫性を実現します。UIデフォルト値は次の2つのカテゴリに分かれています:

  • 表ディクショナリは、選択されたスキーマ内の表および列に固有です。これらのデフォルト値は、属性ディクショナリに定義されている値に優先して使用されます。
  • 属性ディクショナリには、フォームとレポートの作成に使用する列についての属性のセットが含まれます。定義は列名によって照合され、シノニムを使用することで特定の定義を複数の列間で共有できます。

UIのデフォルト値をエクスポートすると、選択したディクショナリおよびスキーマのすべてのUIのデフォルト値が1つのスクリプトにエクスポートされます。プロンプトが表示されたら、このファイルをハードディスク・ドライブに保存してください。このファイルには、アプリケーションのPL/SQL APIをコールして表のヒントを作成するAPIコールが含まれています。このファイルを使用して、UIのデフォルト値を別のデータベースおよびOracle APEXインスタンスにインポートできます。

関連項目:

25.3.2.9.2 エクスポート・ページからのUIのデフォルト値のエクスポート

エクスポート・ページからUIのデフォルト値をエクスポートします。

UIのデフォルト値をエクスポートするには:

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。

      エクスポート・ページが表示されます。

      ヒント:

      アプリケーション、「エクスポート/インポート」「エクスポート」の順に選択しても、エクスポート・ページにアクセスできます。
  2. 「UIのデフォルト値」タブをクリックします。
  3. 「表ディクショナリ」で、次のようにします:
    1. スキーマ - エクスポートするスキーマの名前を選択します。
    2. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを表示します。
  4. 属性ディクショナリ列数 - 「属性ディクショナリ」のエントリの数が表示されます
  5. 「エクスポート」をクリックします。
  6. UIのデフォルト値のエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。

25.3.2.9.3 UIのデフォルト値ページからのUIのデフォルト値のエクスポート

UIのデフォルト値ページからUIのデフォルト値をエクスポートします。

UIのデフォルト値ページからUIのデフォルト値をエクスポートするには:

  1. ワークスペースホームページで、「SQLワークショップ」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「UIのデフォルト値」をクリックします。
  4. UIのデフォルト値ページを確認します。
    • 表ディクショナリは、選択されたスキーマ内の表および列に固有です。これらのデフォルト値は、属性ディクショナリに定義されている値に優先して使用されます。
    • 属性ディクショナリには列についての属性のセットが含まれており、フォームとレポートの作成に使用されます。
  5. 表ディクショナリをエクスポートするには、次のステップを実行します。
    1. 「表ディクショナリ」をクリックします。
    2. 「タスク」で、「エクスポート」をクリックします。
    3. ファイル形式 - ファイル形式を選択します。
      • DOS - 「DOS」を選択すると、生成されるファイルの行がキャリッジ・リターンおよび改行で終了します。

      • UNIX - 「UNIX」を選択すると、生成されるファイルの行が改行で終了します。

    4. 「エクスポート」をクリックします。
  6. UIのデフォルト値のエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。