1.2.14 Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2の一般的な環境要件

Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2の環境要件は、システムのサイズによって異なります。表1-13に、各Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2の一般的な環境要件を示します。

表1-13 Oracle Exadata Storage拡張ラックX3-2の環境要件

環境要素	Oracle Exadata Storage拡張X3-2フル・ラック	Oracle Exadata Storage拡張X3-2ハーフ・ラック	Oracle Exadata Storage拡張X3-2クオータ・ラック
重量	827.4 kg (1824 lbs)	516.2 kg (1138 lbs)	349.7 kg (771 lbs)
音響レベル	82 db(A)	79 db(A)	76 db(A)
電力	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 10.2 kVA 標準: 7.1kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 8.9 kVA 標準: 6.2kVA (適用負荷に応じて異なります)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 5.7 kVA 標準: 4.1kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 5.1 kVA 標準: 3.6kVA (適用負荷に応じて異なります)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 2.9 kVA 標準: 2.0kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 2.6 kVA 標準: 1.9kVA (適用負荷に応じて異なります)
冷却	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 34,100BTU/時(36,000kJ/時) 標準: 23,900BTU/時(25,200kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 29,700BTU/時(31,300kJ/時) 標準: 20,800BTU/時(21,950kJ/時)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 19,100BTU/時(20,150kJ/時) 標準: 13,650BTU/時(14,400kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 17,100BTU/時(18,000kJ/時) 標準: 11,950BTU/時(12,600kJ/時)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 9,500BTU/時(10,000kJ/時) 標準: 6,700BTU/時(7,000kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 8,500BTU/時(9,000kJ/時) 標準: 6,150BTU/時(6,500kJ/時)
前方から後方への通気(実際のデータ・センター環境によって変化)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約1,600 CFM 標準: 約1,100 CFM 高容量ドライブ 最大: 約1,375 CFM 標準: 約960 CFM	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約900 CFM 標準: 約650 CFM 高容量ドライブ 最大: 約790 CFM 標準: 約550 CFM	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約440 CFM 標準: 約310 CFM 高容量ドライブ 最大: 約400 CFM 標準: 約285 CFM
IPアドレス数	42(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 18 (InfiniBandネットワークの場合)	24(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 9 (InfiniBandネットワークの場合)	13(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 4 (InfiniBandネットワークの場合)
ネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ
外部接続	12個のInfiniBandポート	12個のInfiniBandポート	12個のInfiniBandポート