3.2 OEDAブラウザベースのユーザー・インタフェースのスタート・ガイド
OEDAアプリケーション・サーバーは、Linux、OSXおよびWindowsで使用できます。
2018年10月以降のOEDAリリースでは、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA) Webベースのユーザー・インタフェースが提供されます。OEDA Webベース・インタフェースでは、Javaベース・バージョンのOEDAで作成された以前のOEDA XML構成ファイルをインポートできます。
ノート:
OEDA Webベース・インタフェースは、ChromeおよびFirefoxブラウザでのみサポートされています。
OEDAアプリケーション・サーバーを設定し、Webベースのユーザー・インタフェースを起動するには、次のステップを実行します。
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My Oracle Supportノート888828.1から最新のOEDAリリースをダウンロードし、OEDAアプリケーション・サーバーを実行するシステムにアーカイブをコピーします。
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OEDAアプリケーション・サーバーを実行するシステムで、ダウンロードした圧縮ファイルの内容を抽出します。抽出されたコンテンツは、オペレーティング・システムに応じて
linux-x64
、macosx-x64
、windows-i586
などのディレクトリに書き込まれます。これをOEDA_HOMEディレクトリと呼びます。 -
OEDAアプリケーション・サーバー(OEDA_HOMEディレクトリにあります)を起動します。
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Linux、OSXおよびUNIXの場合は、次を実行します。
installOedaServer.sh [-p port-number] [-g]
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Microsoft Windowsの場合は、次を実行します。
installOedaServer.cmd [-p port-number] [-g]
コマンドの内容は次のとおりです:
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-p port-number
— オプションで、OEDAアプリケーション・サーバーのポート番号を指定します。指定しない場合、デフォルト・ポート番号は
7072
です。ただし、未使用であれば任意のポート番号を指定できます。1024
未満のポート番号を使用することはお薦めしません。 -
-g
— オプションで、OEDAアプリケーション・サーバーが使用可能なすべてのネットワーク・インタフェースで接続を受け入れることを指定します。指定しない場合、OEDAアプリケーション・サーバーはlocalhostインタフェース(
127.0.0.1
)でのみリスニングします。
権限のないOSユーザー・アカウントを使用して
installOedaServer
プログラムを実行できます。OS管理者としてログインする必要はありません。installOedaServer
プログラムを実行すると、最新のOEDAアプリケーション・サーバー・バージョンを起動する前に、以前のOEDAアプリケーション・サーバー・インスタンスが停止および削除されます。 -
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OEDA Webベースのユーザー・インタフェースにアクセスします。
OEDAアプリケーション・サーバーを起動した後、ブラウザを開いて次のURLを入力してWebベースのインタフェースにアクセスできます。
http://host-name:port-number/oeda
URLの内容は次のとおりです:
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host-nameは、アプリケーション・サーバーのホスト名です。
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port-numberは、
installOedaServer
プログラムを起動したときに指定したネットワーク・ポート番号です。たとえば、7072
です。
OEDAアプリケーション・サーバーの起動時に
-g
オプションを指定しなかった場合は、OEDAアプリケーション・サーバーと同じホストでブラウザを実行し、アプリケーション・サーバーのホスト名としてlocalhost
を指定する必要があります。 -