メンテナンス・ガイド Exadataデータベース・サーバーの保守 vmetricsの使用 vmetricsへのメトリックの追加 2.15.5 vmetricsへのメトリックの追加 独自のメトリックを追加して、vmetricsサービスで収集することができます。 /opt/oracle.SupportTools/vmetrics/vmetrics.confに、新しいメトリック、およびそのメトリックを取得および解析するためのシステム・コマンドを追加します。次に例を示します:<metric type="uint32" context="host"> <name>NumCPUs</name> <action>grep -c processor /proc/cpuinfo</action> <action2>xm list | grep '^Domain-0' |awk '{print $4}'</action2> </metric> <name>要素に、新しいメトリックの名前を入力します。 <action>および<action2>要素に、新しいメトリックのシステム・コマンドを指定します。<action2>のみが必要ですが、<action2>がシステムで機能しない場合は、<action>をフォールバックとして使用できます。 vmの名前が必要なアクションはいずれもscas07client07vm01を使用する必要があることに留意してください。vmetricsが稼働すると、このダミー名を、dom0で稼働中の実際のdomU名とスワップします。 /opt/oracle.SupportTools/vmetrics/vmetricsで、リストgFieldsList内のメトリックを追加します。メトリックがホスト(dom0)に関する場合、メトリック名に接頭辞"host"を追加し、メトリックがvm (domU)に関する場合、"vm"を追加します。次に例を示します: gFieldsListは、次のようになります: gFieldsList = [ 'host.VirtualizationVendor', 'host.VirtProductInfo', 'host.PagedInMemory', 'vm.ResourceProcessorLimit' ] "NumCPUs" (ステップ1の例で示すように)という名の新しいメトリックを追加して、このメトリックがdomUに対して、dom0がいくつの使用可能なCPUを持つか告げる場合、gFieldsListは、次のようになります: gFieldsList = [ 'host.VirtualizationVendor', 'host.VirtProductInfo', 'host.PagedInMemory', 'vm.ResourceProcessorLimit', 'host.NumCPUs'] (オプション) /opt/oracle.SupportTools/vmetrics/vm-dump-metricsに、新しいメトリックをXML出力に含めたい場合、新しいメトリックを追加します。 このステップをスキップすると、ovmd -g vmhostコマンドを使用して新しいメトリックを表示できます。 親トピック: vmetricsの使用