9.7.3.8 DESCRIBE METRICHISTORY

用途

DESCRIBE METRICHISTORYコマンドは、METRICHISTORYオブジェクト・タイプの属性のリストを表示します。

構文

DESCRIBE METRICHISTORY

使用上のノート

表9-9は、DESCRIBE METRICHISTORYコマンドの属性を示しています。

表9-9 DESCRIBE METRICHISTORYの属性

属性 説明

alertState

アラート状態のインジケータ。値はnormalwarningcriticalです。

collectionTime

メトリック値が収集された時点のタイム・スタンプ。

memory

管理サーバー・メモリーのメトリック。この属性は、収集時間が1時間未満の場合に、collectionTime属性のかわりに使用できます。

metricObjectName

計測中のデータベース・サーバー・ディスクなど、オブジェクトの名前。

metricType

統計がどのように作成または定義されたかを示す仕様。

metricValue

メトリックが収集された時点の値。

metricValueAvg

メトリックの平均値。

metricValueMax

メトリックの最大値。

metricValueMin

メトリックの最小値。

name

現在のメトリックの一意の名前。

objectType

オプションは、DBSERVERDBSERVER_FILESYSTEMおよびIBPORTです。

over

集計用の時間の指定(分単位)。この属性は、maxminおよびavgキーワードと組み合せることで機能します。

例9-44 METRICHISTORYオブジェクトの説明

この例は、METRICHISTORYオブジェクトを指定したDESCRIBEコマンドを示しています。

DBMCLI> DESCRIBE METRICHISTORY

         name
         alertState
         collectionTime
         memory
         metricObjectName
         metricType
         metricValue
         metricValueAvg
         metricValueMax
         metricValueMin
         objectType
         over