3.3.5 ハード・ディスクの事前交換
Exadata Storageソフトウェアでは、ハード・ディスクで障害が発生したり、問題のあるディスクとしてフラグ付けされた場合に、自動化された一連の操作でディスクを保守できます。ただし、状況によっては、構成からハード・ディスクを事前に取り外すことが必要になります。
CellCLIのALTER PHYSICALDISK
コマンドでは、DROP FOR REPLACEMENT
オプションによって、データ損失のリスクなく安全に、正常に機能しているハード・ディスクを削除できるかどうかが確認されます。ただし、コマンドを実行した後、ストレージ・セルでハード・ディスクのグリッド・ディスクが非アクティブ化され、Oracle ASMディスク・グループでオフラインに設定されます。
ディスク・グループで十分な冗長性を確保できないリスクを抑えて、事前にハード・ディスクを交換するには、次の手順を実行します。