9.1.1 ストレージ・サーバーでのインメモリー列指向キャッシング
Oracle Exadata System Softwareリリース12.2.1.1.0では、ストレージ・フラッシュ・キャッシュ内のデータに対して高速ベクトル処理インメモリー・アルゴリズムを使用できます。この機能は、Oracle Database In-Memory (Database In-Memory)オプションのライセンスを所有している場合に使用可能です。
Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.0では、フラッシュ・キャッシュに純粋な列指向のExadata Hybrid Columnar Compression形式で自動的にExadata Hybrid Columnar Compressionデータを格納する、列指向のキャッシュ形式が追加されました。このリリースでは、Exadata Hybrid Columnar Compressionデータのサポートが拡張され、キャッシュしたデータをDatabase In-Memory形式で再書込みすることや、超高速な単一命令複数データ(SIMD)の述語をSmart Scanで使用することができるようになりました。この形式では、結合や集計など、ほとんどのインメモリー・パフォーマンス拡張がSmart Scanでサポートされています。
標準表領域(暗号化されていない)および暗号化表領域からのデータを、インメモリー列指向キャッシュ形式でキャッシュできます。
Oracle Database In-Memoryを使用する場合と同様に、新しいDatabase In-Memory形式は、問合せのパフォーマンスに悪影響を及ぼさないようバックグラウンド・プロセスで作成されます。
この機能は、INMEMORY_SIZE
データベース初期化パラメータが構成されている場合はデフォルトで有効になっており、ユーザーがこの拡張機能を取得するために行う必要がある操作はありません。INMEMORY_SIZE
の詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』のINMEMORY_CLAUSE_DEFAULTに関する項を参照してください。INMEMORY_SIZE
が構成されていない場合は、12.1.2.1.0と同様のExadata Hybrid Columnar Compression形式の列指向キャッシュが以降も使用されます。
この機能を無効にする必要がある場合、ALTER TABLE
コマンドとともに新しいDDLキーワードCELLMEMORY
を使用できます。Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドのストレージ・サーバーでのインメモリー列指向キャッシングの有効化または無効化を参照してください。
最小要件:
- Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2) (必要な最小ソフトウェア・バージョンは12.1.0.2.161018DBBP)または
- Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)
- バグ24521608のパッチ