3.5 Oracle Exadata System Softwareのユーザーとロールの作成
ロールに権限を付与し、ユーザーにロールを付与することで、ユーザーが実行できるOracle Exadata System Softwareコマンドを制御できます。
たとえば、ユーザーにLIST GRIDDISK
コマンドを実行可能にしALTER GRIDDISK
を実行不可にするよう指定できます。このレベルの制御は、システムへの完全なアクセスをごく少数のユーザーにのみ許可するOracle Cloud環境で役立ちます。
- Exadata System Softwareのユーザーの作成の概要
- ロールの作成およびロールに関する情報の取得
Oracle Exadata System Softwareユーザーのロールを作成するには、CREATE ROLE
コマンドを使用します。 - 権限の付与および取消し
GRANT PRIVILEGE
コマンドを使用して、Oracle Exadata System Softwareユーザーのロールに権限を付与します。 - ユーザーの作成
CREATE USER
コマンドを使用して、Oracle Exadata System Softwareユーザーを作成します。 - サーバーにリモートからアクセスするユーザーのパスワード有効期限の構成
CELL
属性を構成して、ユーザー・パスワードを期限切れにできます。 - ロールの付与および取消し
GRANT ROLE
コマンドを使用して、Oracle Exadata System Softwareユーザーにロールを作成します。
関連トピック
親トピック: Oracle Exadataのユーザー・セキュリティ