2.7.3 Oracle Exadataサーバー上でのオペレーティング・システム・アクティビティの監視
各Exadataサーバーは、システム・レベルのアクティビティを監査するようにauditd
で構成されています。
監査を管理してレポートを生成するには、auditctl
コマンドを使用します。監査ルールは/etc/audit/audit.rules
ファイルにあります。パッチ・セットを適用すると、変更は保持されません。
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0およびOracle Linux 7以降、Oracle Exadataに固有の監査ルールは/etc/audit/rules.d/01-exadata_audit.rules
ファイルに格納されます。
auditd
サービスが起動すると、augenrules
ユーティリティが実行されます。このユーティリティは、監査ルール・ディレクトリ/etc/audit/rules.d
にあるすべてのコンポーネント監査ルール・ファイルをマージし、マージされた結果を/etc/audit/audit.rules
ファイルに配置します。コンポーネント監査ルール・ファイルは、augenrules
によって処理されるには、.rules
で終わる必要があります。/etc/audit/rules.d
ディレクトリ内の他のすべてのファイルは無視されます。ファイルは、自然ソート順に基づいて連結され、空の行およびコメント(#)行は削除されます。Oracle Exadataに固有の監査ルールは、/etc/audit/rules.d
ディレクトリ(/etc/audit/rules.d/20-customer_audit.rules
など)内の個別の監査ルール・ファイルに配置する必要があります。
以前のリリースのOracle Exadata System Softwareと同様に、監査ルールは不変です。監査ルールに対する変更を有効にするには、再起動が必要です。