3.6.2 拡張属性の設定

ユーザー定義拡張属性は、Exascaleボールトまたはファイルに関連付けられた非標準メタデータです。

ボールトまたはファイルに新しい拡張属性を設定したり、既存のユーザー定義拡張属性の値を上書きできます。

ノート:

名前がドル記号($)で始まる拡張属性は、Exascaleのサービスおよびツールによる内部使用のために予約されています。これらの拡張属性は作成、変更または削除できません。

ユーザー定義拡張属性を設定し、それをExascaleボールトまたはファイルに関連付けるには、ESCLI chxattrコマンドを使用します:

  • 文字列値を使用して拡張属性を設定するには、chxattrコマンドを使用して、次を指定します:
    • 拡張属性に関連付けられているボールトまたはファイルの名前。
    • 拡張属性名。
    • 拡張属性値。

    次に例を示します:

    @> chxattr @myvaultname/myfile --name myattribute --value myattributevalue
  • バイナリ値を使用して拡張属性を設定するには、chxattrコマンドを使用して、次を指定します:
    • 拡張属性に関連付けられているボールトまたはファイルの名前。
    • 拡張属性名。
    • バイナリ拡張属性値を含むファイルの名前。

    次に例を示します:

    @> chxattr @myvaultname/myfile --name mybinaryattribute --bin-value-file /home/mybinaryfile