4.6 Oracle DatabaseとのExascaleリソース・プロファイルの使用
このトピックでは、データベースをリソース・プロファイルに関連付けることによってExascaleリソースを管理する方法について説明します。
デフォルトでは、OracleデータベースはExascaleボールトI/Oリソースに無制限にアクセスでき、システムに負荷がかかっているとき、複数のデータベースがボールトI/Oリソースを均等に共有します。
よりきめ細かいI/Oリソース管理を可能にするために、リソース制限および設定のコレクションを定義するExascaleリソース・プロファイルに、Oracleデータベースを関連付けることができます。複数のデータベースを1つのExascaleリソース・プロファイルに関連付けると、データベースはリソース・プロファイルで指定されたリソースを均等に共有します。
OracleデータベースをExascaleリソース・プロファイルに関連付けるには、db_performance_profile
Oracle Databaseインスタンス・パラメータ(init.oraパラメータ)の値としてリソース・プロファイル名を指定する必要があります。次に例を示します:
SQL> ALTER SYSTEM SET db_performance_profile=myresourceprofile SCOPE=spfile;