7.7.1.7.8 flashcache属性
用途
flashcache属性は、データベースによるExadataスマート・フラッシュ・キャッシュの使用を制御します。これにより、キャッシュ領域をミッション・クリティカルなデータベース用に確保できます。
構文
ALTER IORMPLAN
dbplan=(( name=db_name, ... flashcache={on|off} ... ) ... )
使用上のノート
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デフォルトでは、
flashcache=offを指定するディレクティブの影響を受けないかぎり、すべてのデータベースでExadataスマート・フラッシュ・キャッシュを使用できます。 -
flashcachemin、flashcachelimitまたはflashcachesize属性を含むディレクティブでは、flashcache=offは無効です。
例7-46 データベース・プランでのフラッシュ・キャッシュ使用の設定
この例は、データベース・プランでフラッシュ・キャッシュの使用を有効にする方法を示しています。
CellCLI> ALTER IORMPLAN -
dbplan=((name=sales_prod, flashcache=on), -
(name=sales_dev, flashcache=on), -
(name=sales_test, flashcache=off), -
(name=DEFAULT, flashcache=off))親トピック: ALTER IORMPLAN