6.3.8.3 Exadataメトリックを使用したI/Oリソース管理(IORM)の監視
Oracle Exadata System Softwareのメトリックを使用すると、I/Oリソース管理(IORM)を監視できます。
IORMではデータベース識別子ではなくデータベースの一意名を使用して、統計を収集し、出力を表示します。Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降、データベースで使用されるOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)クラスタにASM-Scoped Securityを構成した場合、データベース名の先頭にOracle ASMクラスタ名が付きます。
- データベース・メトリックを使用したIORMの監視
データベース・メトリックは、IORMデータベース間プランにリストされた各データベースからのI/O負荷に関する情報を提供します。 - PDBメトリックを使用したIORMの監視
プラガブル・データベース(PDB)メトリックは、IORMデータベース間プランにリストされたコンテナ・データベース(CDB)によってホストされる各PDBからのI/O負荷に関する情報を提供します。 - コンシューマ・グループ・メトリックを使用したIORMの監視
コンシューマ・グループ・メトリックは、データベース・リソース・プランで指定した各コンシューマ・グループからのI/O負荷に関する情報を提供します。 - カテゴリ・メトリックを使用したIORMの監視
カテゴリ・メトリックは、現在のIORMカテゴリ・プランで指定した各カテゴリからのI/O負荷に関する情報を提供します。 - IORM使用率の監視
メトリックを使用してIORM使用率を監視できます。
親トピック: I/Oリソース管理(IORM)の監視