4.11 syslogメッセージのリモート監視
デフォルトで、ストレージ・サーバーのsyslogメッセージは論理ログ・ファイルに書き込まれます。
loghostサーバーと呼ばれる独立した管理サーバーでは、Oracle Exadataデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーからsyslogメッセージを受信できます。
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syslogメッセージをリモートで監視するには、loghostサーバーの
/etc/sysconfig/syslog
ファイルでSYSLOGD_OPTIONS -r
を設定し、loghostサーバーのsyslogサービスが着信syslogメッセージをリスニングするように構成します。 -
ALTER CELL
またはALTER DBSERVER
コマンドを使用し、syslogconf
属性を設定して、指定されたsyslogメッセージがloghostサーバーに転送されるように各サーバーを構成します。サーバー構成は、再起動や更新を通して保持されます。
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ALTER CELL VALIDATE SYSLOGCONF
またはALTER DBSERVER VALIDATE SYSLOGCONF
コマンドを使用して、Exadataサーバーからloghostサーバーへのメッセージ転送をテストします。
Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0以降では、Integrated Lights Out Manager (ILOM)サービス・プロセッサ(SP)からsyslogメッセージを転送するように各サーバーを構成することもできます。この機能を構成するには、ALTER CELL
またはALTER DBSERVER
コマンドを使用してilomSyslogClients
属性を設定します。
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