9.3 Exadataスナップショット・データベースの前提条件

Exadataスナップショット・データベースを作成する前に、ご使用の環境がこれらの要件を満たしていることを確認します。

  • ストレージ・サーバーは、Oracle Exadata Database Machine X3-2以降である必要があります

  • Oracle Exadata Storage ServerおよびOracle Exadata Database Server用のOracle Exadata System Software 12.1.2.1.0以上

    セルにスパース・グリッド・ディスクがある状態では以前のバージョンにダウングレードできません。

  • Oracle Grid Infrastructureソフトウェア・リリース12.1.0.2.0 BP5以上

    スパースOracle ASMグリッド・ディスクを含むOracle ASMディスク・グループでは、COMPATIBLE.RDBMSCOMPATIBLE.ASMの両方を12.1.0.2以上に設定する必要があります。

    親ディスク・グループは11.2と互換性を持つことができます。

  • テスト・マスター・ファイルをホストするディスク・グループの場合、COMPATIBLE.RDBMSを11.2.0.0.0以降に設定する必要があります。
  • Oracle Databaseソフトウェア・リリース12.1.0.2.0 BP5以上

    親データベースおよびスナップショット・データベースは12.1.0.2との互換性が必要です。

  • スナップショット・データベースと親データベースのデータ・ファイルは、同一のOracle ASMクラスタに存在する必要があります。

  • db_block_sizeデータベース初期化パラメータは4096以上で、4096の倍数である必要があります。

  • 階層型スナップショット・データベース、スパース・テスト・マスター・データベース、Oracle ASMcpコマンドの新しい--sparseオプションまたはOracle ASMの新しいsetsparseparentコマンドを使用している場合は、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureソフトウェア・リリース12.2.0.1.0およびOracle Exadata System Software 12.2.1.1.0以降が必要です。

  • Exadataスパース・グリッド・ディスクおよびOracle ASMスパース・ディスク・グループは、Exadata XTストレージ・サーバーに作成できません。
  • 完全なコンテナ・データベース(CDB)のスナップショットを作成するには、Exadataスナップショット・データベースをサポートするOracleホーム・ディレクトリに、パッチ32233739を適用する必要があります。

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