5.2.3.12 asmcluster属性の使用
asmcluster
属性を使用すると、同じDB_UNIQUE_NAME
を持つデータベースを一意に識別できます。
同じDB_UNIQUE_NAME
を持っているが、異なるOracle ASMクラスタに関連付けられているデータベースがある場合、Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、asmcluster
属性を使用すると、データベースを一意に識別できます。
データベースは異なるOracle ASMクラスタのクライアントである必要があり、クラスタの識別を容易にするためにASM-Scoped Securityを構成する必要があります。
次に例を示します:
ALTER IORMPLAN -
dbplan=((name=pdb1, share=4, flashcachemin=5G, asmcluster=asm1), -
(name=pdb1, share=2, limit=80, asmcluster=asm2), -
(name=pdb2, share=2, flashcachelimit=2G, asmcluster=asm1), -
(name=default, share=1, flashcachelimit=1G))