5.2.3 IORM計画の管理
IORMプランは、CellCLIのALTER IORMPLAN
コマンドを使用して管理できます。
- IORMプランの設定
IORMプランを設定するには、CellCLIのALTER IORMPLAN
コマンドを使用します。 - shareベースのリソース管理の使用
share値は、各エンティティの相対的な重要度を表します。 - allocationベースのリソース管理の使用
IORMで、allocation値ではリソース割当てをパーセンテージ(0から100)で指定します。 - limit属性の使用
limit
属性では、使用可能リソースの割合としてフラッシュI/O使用率の上限を指定します。 - フラッシュ・キャッシュおよびFlash Logへのアクセスの制御
IORMを使用して、フラッシュ・キャッシュおよびFlash Logへのアクセスを管理できます。 - フラッシュ・キャッシュ属性の使用
IORMプランでフラッシュ・キャッシュ属性を使用して、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュの領域割当てを保証できます。 - XRMEMリソースへのアクセスの制御
- XRMEMキャッシュ属性の使用
- PMEMキャッシュおよびPMEMログへのアクセスの制御
- PMEMキャッシュ属性の使用
- role属性の使用
role
属性により、データベースにOracle Data Guardprimary
またはstandby
ロールがあるかどうかに基づいて、異なる割当てを指定できます。 - asmcluster属性の使用
asmcluster
属性を使用すると、同じDB_UNIQUE_NAME
を持つデータベースを一意に識別できます。 - IORMプランのデフォルト値のリセット
IORMプランをリセットするには、空の文字列を使用します。
親トピック: IORMの管理