4.6 マップ・ビジュアライゼーションへの相互作用の追加

マップ・ビジュアライゼーションで使用されるマップ・レイヤーのツールチップおよび情報ウィンドウを構成することで、マップ相互作用を強化できます。

Spatial Studioでは、次の対話型機能がサポートされています:

  • ツールチップ: マップ上の位置の上にカーソルを合せるとツールチップが表示され、指定した属性情報が表示されます。
  • 情報ウィンドウ 情報ウィンドウ(ポップアップ・ウィンドウ)には、マップ上の特定の位置または形状にある1つ以上のマップ・レイヤーの構成情報が表示されます。

4.6.1 情報ウィンドウの構成および表示

マップ・レイヤーの選択した属性をマップ・ビジュアライゼーションの特定の位置に表示するように情報ウィンドウを構成できます。

次のステップを実行して、情報ウィンドウを構成します。

この手順では、「アクティブ・プロジェクト」ページにマップ・レイヤーが表示されていることを前提としています。
  1. 「レイヤー・リスト」「レイヤー」タブで、マップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. コンテキスト・メニューで「設定」を選択します。
  3. 「構成」ドロップダウン・リストから「インタラクション」オプションを選択します。
  4. 「情報ウィンドウの表示」「情報ウィンドウの表示」を有効にします。
  5. 「表示する列」を1つ以上選択します。
  6. 必要に応じて、マップ・ビジュアライゼーションで使用されるすべての必要なマップ・レイヤーに対して前述のステップを繰り返します。
  7. 情報ウィンドウを表示するには、マップ上の特定の位置をクリックします。

    図4-40 マップ・ビジュアライゼーションでの情報ウィンドウの表示

    図4-40の説明が続きます
    「図4-40 マップ・ビジュアライゼーションでの情報ウィンドウの表示」の説明

    前述の図に示されているマップ・ビジュアライゼーションには、2つのマップ・レイヤーが含まれています。マップ・レイヤーのデータ・ポイントが指定した位置で重なっているため、情報ウィンドウには両方のマップ・レイヤーのデータ値が表示されます。

4.6.2 ツールチップの構成および表示

ツールチップを構成するには、次のステップを実行します。
この手順では、「アクティブ・プロジェクト」ページにマップ・レイヤーが表示されていることを前提としています。
  1. 「レイヤー・リスト」「レイヤー」タブで、マップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. コンテキスト・メニューで「設定」を選択します。
  3. 「構成」ドロップダウン・リストから「インタラクション」オプションを選択します。
  4. 「ツールチップ」「ツールチップの表示」を有効にします。
  5. 「ツールチップ列」を選択します。
  6. マップ上の特定のデータ・ポイントまたは形状の上にカーソルを置くと、ツールチップ情報が表示されます。

    図4-41 マップ・ビジュアライゼーションでのヒントの表示

    図4-41の説明が続きます
    「図4-41 マップ・ビジュアライゼーションでのヒントの表示」の説明