Cloud Control

リカバリ・アプライアンス管理者の主要なモニタリング・ツールは、Oracle Enterprise Manager Cloud Control (Cloud Control)インシデントおよびイベント通知フレームワークです。プライマリ・インタフェースはリカバリ・アプライアンスのホームページで、警告、アラート、エラーが目立つように表示されます。Cloud Controlに統合されたモニタリング・フレームワークは、問題を管理し、解決するまで追跡する有効な方法です。

領域管理は、リカバリ・アプライアンスの管理において非常に重要です。記憶域需要に対応する十分な時間を確保するには、予測される記憶域ニーズがいつ使用可能な記憶域量の合計に達するかを知っておく必要があります。Cloud Controlには、記憶域使用量の総計に関する警告およびエラー・メッセージが表示されるため、必要な変更を加えるための十分な時間を確保できます。

Cloud Controlでは、管理目標にあわせて設定をカスタマイズできます。たとえば、特定のデータベースのリカバリ・ウィンドウ目標を満たすのに必要な領域が、予約済領域のユーザー定義比率である場合、警告を受信することができます。電子メール・アラートを構成して、システムにログインすることなく、問題の通知をただちに受信することもできます。