CONFIG

このプロシージャは、config表の値を更新します。

ノート:

Oracleサポートから指示されないかぎり、リカバリ・アプライアンスのパラメータ変更を実行しないでください。

config表に対する変更が追跡され、最適な値であるデフォルト値も追跡されます。リカバリ・アプライアンスはこの値とともに出荷されます。

構文

PROCEDURE config(
   p_name VARCHAR2,
   p_value VARCHAR2,
   comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表21-6 CONFIGのパラメータ

パラメータ 説明

p_name

更新するパラメータ。使用可能なパラメータは、次のとおりです:

check_files_days

リカバリ・アプライアンスがメタデータの一貫性チェックをバックグラウンドで実行する頻度。デフォルトの頻度は7日です。

crosscheck_db_days

Recovery Applianceがテープ・ライブラリまたはダウンストリームのリカバリ・アプライアンスにアクションを反映するためにリカバリ・カタログのクロスチェックを実行する頻度。デフォルトの頻度は1日です。

optimize_chunks_days

リカバリ・アプライアンスがリストア操作に必要なディスク読取り回数を削減するためにデルタ・ストア内のブロックの並替えをバックグラウンドで実行する頻度。デフォルトの頻度は7日です。

group_log_max_count

これらは、テープに書き込まれる前に1つのバックアップにグループ化されるアーカイブ・ログの最大数です。デフォルトは1で、オフにすることと同等です。

group_log_backup_size_gb

これは、アーカイブ・ログ・グループで作成されたアーカイブ・ログ・バックアップで許可される最大サイズです。デフォルトは256GBです。

validate_metadata_days

リカバリ・アプライアンスがバックグラウンド・メタデータ検証を実行する頻度。デフォルトの頻度は7日です。

validate_db_days

リカバリ・アプライアンスがバックアップ・ピースの検証をバックグラウンドで実行する頻度。デフォルトの頻度は7日です。

percent_late_for_warning

リカバリ・アプライアンスが不完全なバックグラウンド操作に関する警告を転送する割合のしきい値。たとえば、validate_db_daysが7、percent_late_for_warning50である場合、リカバリ・アプライアンスは、データベースが検証されずに10.5 (つまり、7 + ((50/100)*7))日経過したときに警告をインシデント・ログに記録します。デフォルトは100パーセントです。

network_chunksize

リカバリ・アプライアンスがリカバリ・アプライアンス自体と保護されたデータベース間でのバックアップの転送に使用するメッセージ・サイズ。レプリケーションにも使用されます。デフォルトは128MBです。

この値は、バックアップを送信するか読み取る単位サイズを決定するために、保護されたデータベースすべてで使用されます。

たとえば、保護されたデータベースのバックアップが1TBである場合、SBTライブラリは、バックアップ・データをnetwork_chunksizeの単位でリカバリ・アプライアンスに送信します。障害が発生した際にリカバリ・アプライアンスがよりすばやくデータ転送を再起動できるようにするには、この手法が最適です。

p_value

パラメータの新しい値。

comments

このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。