CREATE_POLLING_POLICY

このプロシージャは、バックアップのポーリング・ポリシーを作成します。

バックアップのポーリング・ポリシーでは、保護されたデータベースによって受信バックアップ・ファイルまたはアーカイブREDOログ・ファイルが格納されるディレクトリを指定します。また、リカバリ・アプライアンスがポーリング位置でバックアップがないか調べる頻度も指定します。

ポーリングでファイルが検出されると、そのファイルは調査後に、その内容を使用してリカバリ・アプライアンスに登録されている保護されたデータベースに関連付けられます。登録済のどの保護されたデータベースにもファイルを関連付けられない場合は、リカバリ・アプライアンスは、警告メッセージをログに記録し、ファイルの処理を中止します。

構文

PROCEDURE create_polling_policy(
   polling_policy_name IN VARCHAR2,
   polling_location IN VARCHAR2,
   polling_frequency IN DSINTERVAL_UNCONSTRAINED DEFAULT NULL,
   delete_input IN BOOLEAN DEFAULT FALSE,
   comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表21-10 CREATE_POLLING_POLICYのパラメータ

パラメータ 説明

polling_policy_name

ポーリング・ポリシーのユーザーが割り当てた名前。

polling_location

新しいバックアップがないかリカバリ・アプライアンスが定期的に調べるディレクトリ。このディレクトリ名は、複数のポーリング・ポリシーに指定しないでください。

polling_frequency

新しいバックアップがないかリカバリ・アプライアンスが指定されたディレクトリを調べる頻度。システム・ロードにより、バックアップのポーリングがそれほど頻繁に発生しないことがあります。

INTERVAL '2' DAY (2日)、INTERVAL '4' HOUR (4時間)などのように、有効なINTERVAL DAY TO SECOND式でウィンドウを指定します。

delete_input

削除動作を制御する設定。TRUEの場合、リカバリ・アプライアンスは、指定されたディレクトリのファイルを記憶域の場所にコピーされた後に削除します。FALSEの場合、リカバリ・アプライアンスは、ポーリング位置で検出されたファイルを削除しません。

comments

このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。