CREATE_REPLICATION_SERVER
このプロシージャは、リカバリ・アプライアンスのレプリケーション・スキームの一部を形成するダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスの構成を定義します。
このプロシージャは、ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスのメタデータを作成しますが、バックアップをレプリケートしません。
プロシージャを使用してダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスと1つ以上の保護ポリシーをリンクするため、このようなポリシーに割り当てられた保護されたデータベースのバックアップはダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスに送信されます。
ADD_REPLICATION_SERVER
構文
PROCEDURE create_replication_server ( replication_server_name IN VARCHAR2, sbt_so_name IN VARCHAR2, sbt_parms IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, max_streams IN NUMBER DEFAULT NULL, catalog_user_name IN VARCHAR2, wallet_alias IN VARCHAR2, wallet_path IN VARCHAR2, proxy_url IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, proxy_port IN NUMBER DEFAULT NULL, http_timeout IN NUMBER DEFAULT NULL, comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表21-12 CREATE_REPLICATION_SERVERのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスのユーザーが割り当てた名前。この値は、格納する前に大文字に変換されます。 |
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リカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールの名前およびパス。このモジュールは、SBTデバイスをシミュレートするOracle提供のメディア・ライブラリです。リカバリ・アプライアンスでは、このライブラリを使用してダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスと通信します。 |
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クライアント構成ファイルのサンプルの内容を次に示します。
ノート: システム・パラメータSBT_LIBRARY 、RA_WALLET 、CREDENTIAL_ALIAS 、PROXY_ULR およびPROXY_PORT は、sbt_parms ではなく、create_replication_server パラメータを使用して指定する必要があります。
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最大同時レプリケーション・タスク数。null (推奨設定)の場合、アップストリーム・リカバリ・アプライアンスにより、ノード数に基づいてレプリケーションに使用するストリーム数が決定されます。 |
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無視されます。リカバリ・アプライアンス・カタログ所有者が自動的に移入されます。 |
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アップストリーム・リカバリ・アプライアンスでダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスによる認証に使用するウォレット内の資格証明を特定する別名。 |
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ローカルOracleウォレットのパス(ウォレット・ファイル名を除く)。パスは |
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host形式の、必要なプロキシ・サーバーのURL。 |
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プロキシ・サーバーのポート番号。 |
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HTTPタイムアウト間隔(秒)。Oracleサポートによって別の値に設定するよう指示されないかぎり、システム・デフォルトのHTTPタイムアウトを受け入れるように、このパラメータは通常、nullに設定したままにします。 |
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このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。 |