CREATE_SBT_ATTRIBUTE_SET

このプロシージャは、SBTジョブで使用できるSBT属性セットを作成します。

SBT属性セットとは、SBTジョブの実行を制御する属性のグループです。このような属性を使用すると、宛先メディア・プールやメディア・ファミリなど、メディア管理ライブラリの設定を指定できます。複数のSBT属性セットを定義できます。複数のジョブで単一の属性セットを参照できます。

構文

PROCEDURE create_sbt_attribute_set(
   lib_name IN VARCHAR2,
   attribute_set_name IN VARCHAR2,
   streams IN NUMBER DEFAULT NULL,
   poolid IN NUMBER DEFAULT NULL,
   parms IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
   send IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
   comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表21-13 CREATE_SBT_ATTRIBUTE_SETのパラメータ

パラメータ 説明

lib_name

属性セットに関連付けるSBTライブラリの名前。

attribute_set_name

属性セットのユーザーが割り当てた名前。属性セット名は一意にする必要があります。

streams

自動化されたバックアップにリカバリ・アプライアンスが使用する最大同時ストリーム数。同時ストリーム数が、SBTライブラリのdrives属性およびrestore_drives属性で設定された制限を超えることはありません。streamsがnullの場合、リカバリ・アプライアンスは、使用可能なドライブをすべて使用します。

poolid

バックアップ・コピーの宛先として使用するメディア・プール番号。このパラメータは、RMAN BACKUPコマンドのPOOLパラメータと同じ形式の値を受け入れます。

parms

バックアップ・コピー操作用のメディア管理ライブラリ固有のパラメータ文字列。この文字列の形式は、RMAN ALLOCATE CHANNELコマンドのPARMSオプションと同じです。この属性のSBTバックアップ操作時に、リカバリ・アプライアンスは、このパラメータの値を、CREATE_SBT_LIBRARYプロシージャで指定されたPARMSパラメータとマージします。

send

リカバリ・アプライアンスがバックアップ・コピー操作用のメディア管理ライブラリ固有のパラメータを追加送信するために使用する文字列。この文字列の形式は、RMAN ALLOCATE CHANNELコマンドのSENDオプションと同じです。この属性のバックアップ操作時に、リカバリ・アプライアンスは、このパラメータの値を、CREATE_SBT_LIBRARYプロシージャで指定されたSENDパラメータとマージします。

comments

このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。