仮想プライベート・カタログ・アカウントの作成

リカバリ・アプライアンスにバックアップする際は、RMANをリカバリ・アプライアンス・カタログに接続する必要があります。このステップでは、特定の保護されたデータベースまたは一連の保護されたデータベースの仮想プライベート・カタログ・ユーザーを作成します。

想定

次の要件を持つリカバリ・アプライアンス管理者であると想定します。

  • データベースorcldをリカバリ・アプライアンスに登録します。

  • ravpc1という名前の仮想プライベート・カタログ・アカウントを作成します。orcldをバックアップする際、ravpc1資格証明を使用してCONNECT CATALOG実行します。

仮想プライベート・カタログ・アカウントを作成するには:

  1. ユーザー・タイプadminを使用して、db_userという名前のリカバリ・アプライアンスにログインします。

  2. binディレクトリに変更します。

    # cd /opt/oracle.RecoveryAppliance/bin
  3. 新規の仮想プライベート・カタログ・アカウントを追加するコマンドを実行します。

    次のコマンドでは、ravpc1という名前の仮想プライベート・カタログ・アカウントが追加されます。

    # ./racli add db_user --user_name=ravpc1 --user_type=vpc

    プロンプトが表示されたら、ravpc1ユーザーのパスワードを入力します。

関連項目: