15 追加の高可用性計画の実装
レプリケーションに加えて、他の高可用性計画をリカバリ・アプライアンスとともに使用して、特定のシナリオでのデータ損失に対する保護を強化できます。
サイト障害およびシステムの停止に対してアプライアンスを保護するOracle最大可用性アーキテクチャ(MAA)のベスト・プラクティスは、リカバリ・アプライアンス・レプリケーションを使用して障害回復戦略を実装することです。レプリカ・アプライアンスを使用すると、保護されたデータベースのバックアップ、REDOおよびリストア操作は中断されることなく続行され、完全なデータ保護が維持されます。
組織に障害回復戦略がない場合、または既存の障害回復戦略にローカル・システムの高可用性を追加する場合は、リカバリ・アプライアンスのバックアップおよびREDOフェイルオーバー機能を使用できます。
高可用性(HA)および障害回復ソリューションのもう1つのコンポーネントは、Oracle Data Guardです。Oracle Data Guardは、保護されたデータベースの同期化されたスタンバイ・データベースを維持することによって、サービス中断および生じたデータ損失を最小限に抑えます。
関連項目:
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バックアップおよびREDOフェイルオーバーの構成の詳細および手順は、「バックアップおよびREDOフェイルオーバー計画を使用した一時的な停止の管理」を参照してください
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Oracle Data Guardの詳細は、「最大可用性: Oracle Data Guardと連携するリカバリ・アプライアンス」を参照してください
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リカバリ・アプライアンス・レプリケーションの詳細は、「リカバリ・アプライアンスでのバックアップのレプリケート」を参照してください。