SUSPEND_DB
このプロシージャは、このデータベースに関連付けられているすべてのローカル・ディスク・バックアップをリカバリ・アプライアンスから削除します。テープ上のバックアップ、クラウド内のバックアップ、または他のリカバリ・アプライアンスにレプリケートされたバックアップは影響を受けません。
データベースが一時停止されている場合、バックアップは受け入れられません。データベースを再開してから、通常の操作に戻る必要があります。
一時停止されているデータベースにはreserved_spaceがありません。
リカバリ・アプライアンスがエラーのためこのデータベースが所有するローカル・バックアップを削除できない場合、SUSPEND_DB操作は失敗します。エラーが発生した場合、指定されたデータベースからのバックアップはリカバリ・アプライアンスのローカル記憶域から完全には削除されません。リカバリ・アプライアンスは、SUSPEND_DBプロシージャ中に発生したエラーをRA_INCIDENT_LOGビューに記録します。waitパラメータをTRUEと指定した場合、リカバリ・アプライアンスは、SUSPEND_DBがコールされるセッションでもこのようなエラーを発生させます。エラーを診断して問題を解決すれば、SUSPEND_DBを再度実行できます。
構文
PROCEDURE suspend_db ( db_unique_name IN VARCHAR2, wait IN BOOLEAN DEFAULT TRUE, comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表22-52 SUSPEND_DBのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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一時停止するデータベースの |
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プロシージャの待機動作。 |
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このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。 |