UPDATE_ARCHIVAL_BACKUP_KEEP

このプロシージャは、指定したkeep_until_timeを使用してアーカイブ・バックアップの保存時間を更新します。アーカイブ・バックアップは、ユーザーが指定したrestore_tagおよびrestore_pointによって識別されます。

このAPIには、入力オプションに次の制限があります。

  • db_unique_nameデータベースの指定したrestore_tagおよびrestore_pointにリストア・ポイントが存在しない場合、エラーを返します。

  • 保護ポリシーのkeep_complianceYESに設定され、keep_until_timeがアーカイブ・バックアップの既存の保存時間より短い場合、エラーを返します。

構文

PROCEDURE update_archival_backup_keep(
   db_unique_name IN VARCHAR2,
   restore_tag IN VARCHAR2,
   restore_point IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
   restore_until_scn      IN VARCHAR2,
   keep_until_time     IN TIMESTAMP WITH TIME ZONE,
   comments IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表21-52 UPDATE_ARCHIVAL_BACKUP_KEEPのパラメータ

パラメータ 説明

db_unique_name

保護されたデータベースのDB_UNIQUE_NAME。これが指定されていないか、このデータベースの状態が有効でない場合、このAPIはエラーを返します。

restore_tag

アーカイブ・バックアップのユーザーが定義したタグを指定します。

restore_point

アーカイブ・バックアップのユーザーが指定したリストア・ポイント名。

keep_until_time

ユーザーが指定したアーカイブ・バックアップの保存時間。NULLとして指定した場合、アーカイブ・バックアップはKEEP FOREVERバックアップになります。

comments

このコマンドを実行する理由を説明する、オプションのユーザー指定コメント。