オーナーズ・ガイド インストール前の作業 自動サービス・リクエストの設定 ASRのインストール準備 ASRのインストール準備 ASRをインストールする前に、次の前提条件を満たすようにします。 http://support.oracle.comでMy Oracle Supportアカウントを作成します。 My Oracle Supportで、次の項目が正しく設定されていることを確認します。 Oracle Premier Support for Systems、Oracle Premier Support for Operating SystemsまたはOracle Limited Warranty リカバリ・アプライアンスを担当するカスタマ・サイトの技術サポート担当者 リカバリ・アプライアンスの部品を配送するカスタマ・サイトの有効な出荷先住所 ASRマネージャをホストするシステムを識別して指定します。 ASRマネージャは、HTTPSまたはHTTPSプロキシを使用してリカバリ・アプライアンスおよびアウトバウンド・インターネットに接続するサーバーにインストールする必要があります。サービス・リクエスト(SR)を送信するには、サーバーがインターネットにアクセスできる必要があります。 ASRマネージャは、通常の操作では次のポートを使用します。リカバリ・アプライアンスとASRマネージャのサーバー・ポートが開いていることを確認してください。 リカバリ・アプライアンスのすべてのサーバーで、HTTPベース・アセットのアクティブ化リクエストをASRマネージャから受信するため、ポート6481が開かれている必要があります。 ASRマネージャを実行しているサーバーでは、リカバリ・アプライアンスのサーバーが送信するSNMPベースのテレメトリ・メッセージ用に、ポート162が開かれている必要があります。 オラクル社のtransport.oracle.com Webサーバーでは、ASRマネージャが送信するHTTPSベースのテレメトリ・メッセージ用に、ポート443が開かれています。 ポートの位置については、図4-1を参照してください。 指定したシステムは、Hardware and Network Configuration Recommendations for ASRに準拠している必要があります。次に示すOracle ASRのWebサイトを参照してください。 http://docs.oracle.com/cd/E37710_01/nav/products.htm Java Development Kit 6 (JDK 1.6.0_04以上)が、指定したASRマネージャ・システムで実行されていることを確認します。java -version 必要に応じて、最新バージョンのJDKをJava SEのダウンロードWebサイトからダウンロードしてインストールします。 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html 指定したASRマネージャ・ホストに対するrootアクセスを取得します。 リカバリ・アプライアンスに対する接続を特定して確認します。 HTTPSを使用してインターネットへの接続を確認します。 図4-1に、ASRとリカバリ・アプライアンスの間のネットワーク接続を示します。 図4-1 自動サービス・リクエスト・ネットワーク接続「図4-1 自動サービス・リクエスト・ネットワーク接続」の説明