PDUの交換
PDUを交換するには、次のようにします。
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PDUモニターを再起動してネットワーク設定を識別します。
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カウント(5から0)が開始されるまで、リセット・ボタンを20秒押します。カウントダウン中にボタンを放し、再度押します。
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モニターが再起動したら、LCDに表示される設定やファームウェア・バージョンなどを記録します。
PDUモニターが機能していない場合は、ネットワーク経由でPDUに接続してネットワーク設定を取得するか、ネットワーク管理者から取得します。
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すべてのPDUブレーカをオフにします。
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PDUの電源プラグをACコンセントから抜きます。
高くした床にラックがある場合は、床の切抜き部分から電源コードを出します。最初にラックを切抜き部分の上に動かすことが必要な場合もあります。
警告:
電源コードが頭上の配線を使用している場合は、人に落ちたり当たったりしない場所に置きます。
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サイド・パネル・アクセスがなく、ラックにInfiniBandケーブル・ハーネスがないときにPDU-Bを交換する場合:
ノート:
ケーブル・アームに取り付けられているケーブルのストラップを外さないでください。
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四角のケーブル・アームをラックに留めているT25ねじを外します。
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InfiniBandケーブルを邪魔にならないように中央に動かします。
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サーバーおよびスイッチからPDUに接続されているすべての電力ケーブルを外します。電源ケーブルをグループの束にしてまとめておきます。
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L金具の上部と下部からT30ねじを外し、ねじの使用位置をノートにとっておきます。
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ラック・フレーム内のPDUの設置位置をノートにとっておきます。
ブレーカ・スイッチを使用できるようにするために、PDUは一般的にラック・フレームから後ろに1インチの位置にします。
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PDUを斜めにしてラックから取り出します。
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PDUを持ったまま(十分な空間がある場合は下ろし)、AC電源コードをラックに通します。ACコード・フラッシュをPDUの下部に固定するケーブル・タイを切断する必要が生じる場合があります。
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ラックの下部または上部のできるかぎり近くにコードを引っ張ります。サーバーの間にはコンセント・プラグを配線用の穴に通すための空間があります。
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小さい方のTorx T25ねじを外し、上部および下部のナットを緩めてPDUをL金具から取り外します。ナットを外す必要はありません。
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L金具を新しいPDUに取り付けます。
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新しいPDUをラックの横に置きます。
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ACコードをラックに通してコンセントまで配線します。
ノート:
ACコードを新しいPDUにケーブル・タイしないでください。
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L金具が上部および下部のレールの上に来るまで、角度と位置を調整して、新しいPDUをラック内に置きます。
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穴とスロットの位置を整列し、PDUがラック・フレームの後ろ約1インチの位置になるようにします。
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コードのラベルに従って、電源コードを取り付けます。たとえば、G5-0は、PDUのPDUグループ5のコンセント0を示しています。
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ステップ4でInfiniBandケーブル・ホルダを取り外した場合は、取り付けます。ねじがすり減らないようにするには、最初にホルダのねじを手で締めることをお薦めします。
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AC電源コードをコンセントに接続します。
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ブレーカをオンにします。
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PDUモニターのケーブルを配線し、必要に応じてネットワークをプログラムします。
関連項目:
PDUモニターのプログラミングの詳細は、次のWebサイトのOracle Sun Rack II配電ユニット・ユーザーズ・ガイドを参照してください。