修理カテゴリの理解
修理カテゴリでは、修理の潜在的な影響について説明します。表26-1に、カテゴリおよび処理を示します。
表26-1 リカバリ・アプライアンスの修理カテゴリ
カテゴリ | 説明 | 例 |
---|---|---|
Hot Swap (HS) |
修理部品がホット・スワップ可能なので、ホスト・システムを停止しないで交換できます。データ保護のために交換の前後にコマンドが必要になる場合があります。 |
|
Infrastructure Repair (IR) |
リカバリ・アプライアンス・ラック内の接続コンポーネントの修理。ラックの停止時間はありませんが、個別のコンポーネントに停止時間が必要になる場合があります。 |
|
計算サーバー・オフライン(DBO) |
部品の修理では、1つの計算サーバーを停止する必要があります。ラックの停止時間は必要ありませんが、個々のサーバーに停止時間が必要になり、一時的にクラスタの外部で処理される場合があります。 現在サーバーを実行している場合、停止する必要があります。「サーバーの電源切断」を参照してください。 Oracle Enterprise Manager Grid Controlを使用してシステムをモニターする場合、ターゲットをブラックアウト状態にして不要なアラートを回避します。詳細は、Oracle Enterprise Manager管理に関する項を参照してください。 |
|
ストレージ・サーバー・オフライン(EBO) |
部品の修理では、ラック内の1つのストレージ・サーバーを停止する必要があります。ラックの停止時間は必要ありませんが、個々のサーバーに停止時間が必要になり、一時的にクラスタの外部で処理される場合があります。システムでデータの冗長性を維持するためにリバランスされる際、一時的にパフォーマンスが影響を受ける場合があります。 現在サーバーを実行している場合、停止する必要があります。「サーバーの電源切断」を参照してください。 Oracle Enterprise Manager Grid Controlを使用してシステムをモニターする場合、ターゲットをブラックアウト状態にして不要なアラートを回避します。詳細は、Oracle Enterprise Manager管理に関する項を参照してください。 |
|