CLIを使用した保護されたデータベースとリカバリ・アプライアンスへの接続
リカバリ・アプライアンスを使用して保護されたデータベースのバックアップまたはリカバリ操作を実行するには、保護されたデータベースとリカバリ・アプライアンス・カタログに接続する必要があります。保護されたデータベースへの接続は、オペレーティング・システム認証またはパスワード・ファイル認証を使用してターゲットとして確立されます。リカバリ・アプライアンス・カタログへの接続は、カタログとして確立される必要があります。保護されたデータベースがプラガブル・データベース(PDB)の場合は、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のルートにTARGETとして接続する必要があります。
保護されたデータベース(非CDB)およびリカバリ・アプライアンスに接続するには:
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RMANを起動します。
% rman
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CONNECTコマンドを使用して、保護されたデータベースにはTARGETとして、リカバリ・アプライアンス・カタログにはCATALOGとして接続します。次のコマンドでは、保護されたデータベースに
SYSユーザーとして接続します。ra_rman_userは、保護されたデータベースがリカバリ・アプライアンスとの認証で使用するリカバリ・アプライアンス・ユーザーです。ra1は、Oracleウォレットに構成されているターゲット・リカバリ・アプライアンスのネット・サービス名です。指示に従って両方のユーザーのパスワードを入力します。RMAN> CONNECT TARGET sys as sysdba; RMAN> CONNECT CATALOG ra_rman_user@ra1;
保護されたデータベース(CDB)およびリカバリ・アプライアンスに接続するには: