バックアップ・メタデータのリカバリ・アプライアンス・カタログへの移行

通常、既存のRMANバックアップ計画には、バックアップ・メタデータをRMANリカバリ・カタログに格納する処理が含まれています。リカバリ・アプライアンスを使用するデータ保護計画に移行する場合は、RMANリカバリ・カタログに格納されている既存のバックアップ・メタデータを管理できる計画が必要です。

関連項目:

リカバリ・アプライアンスへの移行時に既存のバックアップ・メタデータを管理するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 保護されたデータベースの既存のバックアップ・メタデータをリカバリ・アプライアンス・カタログにインポートする方法

    RMANリカバリ・カタログに格納されているバックアップ・メタデータをインポートすることにより、保護されたデータベースの既存のバックアップ・メタデータをリカバリ・アプライアンス・カタログに含めることができます。

  • 既存のバックアップ・メタデータをRMANリカバリ・カタログに保持し、リカバリ・アプライアンスに作成されたバックアップのメタデータをリカバリ・アプライアンス・カタログに格納する方法

    RMANリカバリ・カタログとリカバリ・アプライアンス・カタログを並行して管理する必要があります。ローカル・バックアップを作成してそのバックアップ・メタデータをRMANリカバリ・カタログに格納するには、「ローカル・バックアップの作成」で説明しているステップを使用してください。リカバリ・アプライアンスにバックアップを作成するには、保護されたデータベースを構成してから、リカバリ・アプライアンスにバックアップしてください。