バックアップのポーリングで使用するNFS記憶域のマウント

バックアップのポーリングを使用する場合は、この保護されたデータベースのバックアップを格納するネットワーク・ファイル・システム(NFS)ディレクトリをマウントする必要があります。パスにアクセスできることを確認してください。

リカバリ・アプライアンス・データベースのノード上にポーリング位置のディレクトリをマウントするステップ:

  1. rootとして、ポーリング位置に使用するディレクトリを作成します。
    # mkdir /polling_import
    
  2. rootとして、次のコマンドを使用してポーリング位置をマウントします。
    # mount -o options nfs_server_name:nfs_directory_name directory
    

    ここで、optionsはNFSマウント・オプションを表し、nfs_server_nameはNFSサーバーのホスト名、directory_nameはNFSサーバー上のディレクトリ、directoryはマウント・ポイント・ディレクトリです。

    次の例では、NFSサーバーmyNFShost上のディレクトリpolling_import/backup/bkp_db_impディレクトリを追加します。

    # mount -o rw,hard,rsize=32768,wsize=32768,tcp,vers=3,timeo=600,actimeo=0 
         myNFShost:/backup/bkp_db_imp/source_bkp_dir /polling_import
    
  3. oracleユーザーに、マウントされたディレクトリに対する読取り権限があることを確認します。