- ユーザーズ・ガイド
- Smart ViewとNarrative Reporting
- ドックレットの文書作成
- 参照ファイルからの埋込みコンテンツの操作
- 参照ファイルでのExcel名前付き範囲からの使用可能なコンテンツの作成と埋込み
- ドックレットへの参照ファイル・コンテンツの埋込み
ドックレットへの参照ファイル・コンテンツの埋込み
「ドックレットへの参照ファイルの登録」では、レポート・パッケージの外部のExcelファイルで使用可能なコンテンツとして名前付き範囲を登録し、そのExcelファイルを参照ファイルにしました。参照ファイルは、ネットワーク・ドライブまたはローカル・ドライブに配置できます。
ここでは、参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込みます。このプロセスは、コンテンツをWordとPowerPointのどちらのドックレットに埋め込む場合でも同じです。
参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込むには:
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レポート・パッケージをまだ開いていない場合は開き、事前に参照ファイルを登録したドックレットを開いてチェックアウトします。
ノート:
参照ファイルのコンテンツは、コンテンツを登録したドックレットに埋め込む必要があります。それ以外のドックレットに埋め込むことはできません。
- ドックレットで、参照ファイルから使用可能なコンテンツを埋め込むテキストにカーソルを配置します。
- 「Narrative Reporting」リボンで、「埋込み」ボタンをクリックして「コンテンツの埋込み」ダイアログを表示します。
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オプション: 「コンテンツの埋込み」で、「検索」フィールドの横にあるフィルタ・ボタンをクリックして、フィルタ・オプションを選択し、使用可能なコンテンツのリストを絞り込みます。
- すべて—デフォルト。使用可能なすべてのコンテンツを表示します。
- 現在のドックレット—現在のドックレットに登録されている参照ファイルから使用可能なコンテンツを表示します。
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リファレンス・ドックレット—レポート・パッケージ内のすべてのリファレンス・ドックレットの使用可能なコンテンツを表示します。
- 埋込みの非表示—現在のドックレットにすでに埋め込まれている使用可能なコンテンツを非表示にします。
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オプション: 「検索」フィールドに用語を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックして、使用可能なコンテンツのリストを絞り込みます。
ノート:
ワイルドカードを入力する必要はありません。Narrative Reportingは、使用可能なコンテンツ名の任意の場所を検索します。
「検索」フィールドのXアイコンを使用して、検索語をクリアし、使用可能なコンテンツのリストを元の状態に戻します。
ノート:
検索結果でフィルタリング・オプション(前のステップで説明)を使用することもできます。
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「コンテンツの埋込み」で、埋込み可能なコンテンツを選択します。
オプションで、「プレビューの表示」ボタンをクリックして、選択した使用可能なコンテンツのプレビューを表示します(「使用可能なコンテンツのプレビュー」を参照)。
図22-28では、使用可能なコンテンツ"Actual"が選択されています。
図22-28 参照ファイルから使用可能なコンテンツが選択された「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス
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「埋込み」をクリックして、使用可能なコンテンツをドックレットに埋め込みます。
ノート:
PowerPointでは、スライド上で埋込みコンテンツの配置やサイズを変更できます。サイズを変更すると、スライド上のイメージの変更された高さがリフレッシュ時に保持され、リフレッシュされたイメージはソース・オブジェクトと同じ縦横比になります。
図22-29に、Wordドックレットに埋め込まれたExcel表を示します。
図22-29 参照ファイルからコンテンツがWordドックレットに埋め込まれている
- オプション: ドックレットの埋込みコンテンツを選択して、使用可能なコンテンツ名を表示します(「ドックレットの使用可能なコンテンツ名の表示」を参照)。
- オプション: この手順をステップ3から繰り返して、「コンテンツの埋込み」ダイアログに表示されている他の使用可能なコンテンツを現在のドックレットに埋め込みます。
- 終了したら、ドックレットをアップロードしてチェックインします。