問合せに回答するためにファクト論理表ソースを選択する方法

Oracle Analyticsでは、特定の基準を使用して、問合せに回答するためのファクト論理表のソースを選択します。

問合せ内のすべての列は、次の基準に基づいて単一の論理表ソースから提供されます。問合せでは、複数の論理表ソース間での負荷分散は行われません。

ファクト論理表ソースが選択された後、Oracle Analyticsは、問合せに回答するための最適なディメンション論理表ソースを選択します。「問合せに回答するためにディメンション論理表ソースを選択する方法」を参照してください。

ファクト論理表ソースの選択基準は、優先度の高いものから低いものへという順番でリストされています:

  • 論理表ソースの優先度グループ - 優先度の高いファクト論理表ソース・グループは、優先度の低いファクト論理表ソース・グループよりも先に使用されます。これは、優先度の高いソースがより詳細なグレイン・レベルにある場合でも当てはまります。グーループ番号が低いほど優先度が高くなります。「論理表ソースの優先順位の割当てについて」を参照してください。

  • 論理表ソースのグレイン - すべてのファクト表ソースの優先度が同じである場合は、よりグレイン・レベルの高い論理表ソースがグレイン・レベルの低い論理表ソースより先に使用されます。

  • 論理表ソース・リスト順序 - 他のすべての基準が等しい場合、ファクト表のソース・リストの最初の論理表ソースが選択されます。このリストは、論理表の「ソース」タブに表示されます。