1. Oracle Analytics Serverでのデータのビジュアル化
  2. データのビジュアル化
  3. データセットを使用したデータへの接続
  4. ファイルからのデータセットの作成

ファイルからのデータセットの作成

データセットは、カンマ区切り値(*.CSV)、テキスト(*.TXT)、スプレッドシートなど、様々なファイルから作成できます。

トピック:

データセットのファイルについて

Microsoft Excelスプレッドシート(XLSXおよびXLS)、Google Sheets、CSVファイルおよびTXTファイルからデータセットを作成できます。アップロードできる最大ファイル・サイズは250MBで、1つのファイルのデータ列制限は250列です。

コンピュータから、またはDropboxやGoogle Driveのデータ・ソース接続からファイルをアップロードおよび使用できます。

ファイルをアップロードする場合、アップロード先のデータセットでのみそれを使用できます。Oracle Analyticsはアップロードされたファイルを格納しないため、別のデータセットに含めるにはファイルを再度アップロードする必要があります。

ExcelスプレッドシートおよびGoogle Sheetsファイルのルールの書式ルール

  • 表は行1および列1から開始します。
  • 表は、ギャップ、繰返し列名およびインライン見出しのない通常のレイアウトです。インライン見出しの例としては、印刷レポートのすべてのページに繰り返し表示される見出しがあります。
  • 行1には、表の列の一意名が含まれます。
  • 行2以降には表のデータが含まれます。
  • 列のデータ型は同じです。たとえば、電子メール・アドレスの保持に電話番号列を使用しないでください。
  • データの細分度は同じです。

CSVおよびTXTファイルの文字セット・エンコーディング・ルール

  • UTF-8を使用してソース・ファイルをエンコードします。
  • ファイルを編集する前に、適切なフォントおよびスクリプト(またはサブセット)を使用するようにテキスト・エディタを構成します。

コンピュータからアップロードされたファイルからのデータセットの作成

Microsoft ExcelやGoogle Sheetsのスプレッドシート、CSVファイルおよびTXTファイルをご使用のコンピュータからアップロードし、データセットを作成できます。

アップロードするファイルが次の要件を満たしていることを確認してください。
  • ファイルは、Microsoft Excel (.XLSXまたは.XLS形式)やGoogle Sheetsのスプレッドシート、CSVファイル、またはTXTファイルです。
  • スプレッドシートには、ピボット・データは使用できません。
  • スプレッドシートは、データセットとしてインポートし、使用できるよう、適切に構造化されています。データセットのファイルについてを参照してください。
  1. ホーム・ページで、「作成」、「データセット」の順にクリックします。
  2. 「データセットの作成」ダイアログで、ファイルをダイアログにドラッグ・アンド・ドロップするか、「ここにデータ・ファイルをドロップするか、クリックして参照します」をクリックしてアップロードするファイルのコンピュータを参照します。
  3. 必要な場合は、「データセットの作成」ページの「名前」フィールドで、デフォルトのデータセット名を変更します。
  4. オプション: CSVまたはTXTファイルをアップロードする場合、「区切り文字」、「3桁区切り」および「小数区切り」フィールドを使用して、デフォルトのデリミタを構成します。
    カスタム・デリミタを指定するには、「区切り文字」フィールドで「カスタム」を選択し、デリミタとして使用する文字を入力します。CSVまたはTXTファイルでは、カスタム・デリミタは1文字である必要があります。次の例では、パイプ文字(|)をデリミタとして使用しています。Year|Product|Revenue|Quantity|Target Revenue| Target Quantity.
  5. 「OK」をクリックしてファイルをアップロードし、データセットを作成します。

DropboxまたはGoogle Driveからアップロードされたファイルからのデータセットの作成

Microsoft ExcelやGoogle Sheetsのスプレッドシート、CSVファイルおよびTXTファイルをDropboxまたはGoogle Driveからアップロードし、これらを使用してデータセットを作成できます。

ノート:

Google Analyticsからアップロードしたファイルは、複数の表を含むデータセットを作成したり、そのデータセットに含める場合に使用できません。
アップロードするファイルが次の要件を満たしていることを確認してください。
  • ファイルは、Microsoft Excel (.XLSXまたは.XLS形式)やGoogle Sheetsのスプレッドシート、CSVファイル、またはTXTファイルです。
  • スプレッドシートには、ピボット・データは使用できません。
  • スプレッドシートは、データセットとしてインポートし、使用できるよう、適切に構造化されています。データセットのファイルについてを参照してください。
  1. ホーム・ページで、「作成」、「データセット」の順にクリックします。
  2. 「データセットの作成」ダイアログで、接続を選択します。
  3. アップロードするファイルを参照して選択します。
  4. 必要な場合は、「データセットの作成」ページの「名前」フィールドで、デフォルトのデータセット名を変更します。
  5. オプション: CSVまたはTXTファイルをアップロードする場合、「区切り文字」、「3桁区切り」および「小数区切り」フィールドを使用して、デフォルトのデリミタを構成します。
    カスタム・デリミタを指定するには、「区切り文字」フィールドで「カスタム」を選択し、デリミタとして使用する文字を入力します。CSVまたはTXTファイルでは、カスタム・デリミタは1文字である必要があります。次の例では、パイプ文字(|)をデリミタとして使用しています。Year|Product|Revenue|Quantity|Target Revenue| Target Quantity.
  6. 「OK」をクリックしてファイルをアップロードし、データセットを作成します。

データセットへの複数のファイルの追加

データセットには、コンピュータから、またはDropboxやGoogle Driveからアップロードされた複数のファイルを含めることができます。

ノート:

Google Analyticsからアップロードしたファイルは、複数の表を含むデータセットを作成したり、そのデータセットに含める場合に使用できません。
接続からファイルを追加する前に、必要な接続が存在することを確認してください。使用可能な接続の表示を参照してください。
データセットには、ファイルおよび接続から作成された表を含めることができます。接続から作成されたデータセットへのファイルの追加を参照してください。
アップロードするファイルが次の要件を満たしていることを確認してください。
  • ファイルは、Microsoft Excel (.XLSXまたは.XLS形式)やGoogle Sheetsのスプレッドシート、CSVファイル、またはTXTファイルです。
  • スプレッドシートにピボット・データが含まれていない。
  • スプレッドシートが、データセットとしてのインポートや使用に適切な構成である。データセットのファイルについてを参照してください。

チュートリアル・アイコン チュートリアル

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックしてから、「データ」をクリックします。
  2. 「データセット」タブをクリックします。
  3. 開くデータセットを見つけて、「アクション」をクリックしてから「開く」をクリックします。
  4. ファイルを見つけます:
    • 追加するファイルがコンピュータに存在する場合、データセット・エディタの「接続」ペインの「追加」をクリックし、「ファイルの追加」をクリックします。
    • 追加するファイルがDropboxまたはGoogle Driveに存在する場合、データセット・エディタの「接続」ペインの「追加」をクリックし、「接続の追加」をクリックします。
  5. アップロードするファイルを参照して選択します。
  6. 「データセットの作成」ページの「名前」フィールドに、ファイルから作成されるデータセット表の名前を指定します。
  7. CSVまたはTXTファイルをアップロードする場合、「区切り文字」、「3桁区切り」および「小数区切り」フィールドでデフォルトのデリミタを確認または変更します。
    カスタム・デリミタを指定するには、「区切り文字」フィールドで「カスタム」を選択し、デリミタとして使用する文字を入力します。CSVまたはTXTファイルでは、カスタム・デリミタは1文字である必要があります。次の例では、パイプ文字(|)をデリミタとして使用しています。Year|Product|Revenue|Quantity|Target Revenue| Target Quantity.
  8. 「OK」をクリックして、データセットにファイルを追加します。
  9. 「接続」ペインで、ファイルが追加されたことを確認します。
  10. 「保存」をクリックします。

データセットの認証

データセットを認証するときに、データセットに正確で信頼できるデータが含まれていることを確認します。ユーザーがホーム・ページからデータを検索すると、認証済データは、検索結果で高くランク付けされます。

ノート:

自分とデータセットを共有しているユーザーが、ファイルベースのデータセットを使用してホーム・ページからビジュアライゼーションを構築する前に、それらに索引付けして認証する必要があります。データセットの索引付けおよび検索バーを使用したホーム・ページのデータのビジュアル化を参照してください。

ユーザーが管理者ロールのメンバーであり、データセットに対して「フル・コントロール」または「読取り/書込み」アクセス権を持っている場合、データセットを認証できます。

最適な検索結果を得るには、ユーザーが検出する必要があるデータを含むデータセットのみを認証します。すべてのデータセットを認証すると、生成される検索結果数が多くなりすぎます。最初に最小限のデータセットを認証し、その後、必要に応じて追加のデータセットを認証することをお薦めします。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックしてから、「データ」をクリックします。
  2. 「データセット」タブをクリックします。
  3. 認証するデータセットを見つけて、「アクション」をクリックし、「検査」をクリックします。
  4. 「一般」タブをクリックします。
  5. 「認証者」フィールドに移動し、「認証」ボタンをクリックします。
  6. 「保存」をクリックします。