ポーランド用JPK VAT台帳の電子請求属性
最新の国別仕様レポート要件に準拠するには、最近導入された電子請求属性をポーランド用JPK VAT登録に含める必要があります。
電子請求
ポーランドの監査ファイルはJPK (Jednolity Plik Kontrolny)と呼ばれ、ポーランドの税務当局に財務および会計データを提出するための標準化された電子フォーマットです。 JPK VAT台帳は、その書式を新しいバージョンJPK_V7M(3)に更新したJPKコンポーネントの1つです。 この更新済書式を使用して、ポーランドの法的エンティティは最新の規制に従ってJPK VAT台帳をレポートできます。
今後数年間で各国が電子請求書を義務付けるため、電子請求書抽出は、追加の国要件をサポートするために定期的な更新が必要です。 ポーランドのJPK抽出では、売掛/未収金トランザクション・ヘッダーおよび買掛/未払金請求書ヘッダーにKSeF番号のグローバル付加フレックスフィールドが含まれるようになりました。
2024年7月1日からJPK_V7M(3)で有効な変更は次のとおりです。
VATレポートの変更 | 製品ソリューション |
---|---|
XMLファイル・ヘッダー - KodFormularza kodSystemowy | フォーム名がJPK_V7M (2)からJPK_V7M (3)に変更されました。 |
XMLファイル・ヘッダー - WariantFormularza | WariantFormularzaのバージョンが2から3に変更されました。 |
Naglowek - KodFormularzaDekl | 申告フォームの名前がVAT-7 (22)からVAT-7 (23)に変更されました。 |
Naglowek - WariantFormularzaDekl | フォームのバージョンが22から23に変更されました。 |
PozycjeSzczegolowe - P_57 - 60日のVAT払戻のインジケータが削除されました |
<tns:Deklaracja> / <tns:PozycjeSzczegolowe>構造からタグP_57が削除されました。 標準のORA_JEPL_JPK_VAT_PARAMETERS参照タイプでは、参照コードP_57を無効にして終了日を設定する必要があります。 |
販売登録の新しいデータ要素NrKSeF |
販売登録JPK/Ewidencja/SprzedazWiersz/NrKSeF構造に新しいKSeF決済番号が追加されました。 ユーザーは、「トランザクションの管理」UI→「トランザクション・ヘッダー」→「その他」→グローバル付加フレックスフィールド→「コンテキスト」=「ポーランド用トランザクション」および「KSeF番号」グローバル付加フレックスフィールドで、KSeF決済番号を手動で追加できます。または、SOAPサービスを介して番号を更新できます。 |
購買登録の新しいデータ要素NrKSeF |
購買登録JPK/Ewidencja/ZakupWiersz/NrKSeF構造に新しいKSeF決済番号が追加されました。 ユーザーは、「請求書の作成」→「請求書ヘッダー」→「追加情報」→グローバル付加フレックスフィールド・コンテキスト - 「ポーランド用請求書」およびグローバル付加フレックスフィールド=「KSeF番号」グローバル付加フレックスフィールドで、KSeF決済番号を手動で追加できます。または、SOAPサービスを介して番号を更新できます。 |
参照コードを使用不可にします
参照コードP_57を無効にする必要があります。
次のステップを実行します。
- 「設定およびメンテナンス」の「標準参照タイプの管理」にナビゲートします。
- ORA_JEPL_JPK_VAT_PARAMETERS参照タイプを検索します。
- P_57参照コードの「有効化」フィールドをクリアします。
- 終了日を指定します。
- 保存してクローズします。