ネゴシエーションの管理の例
アクティブなネゴシエーションを管理する目的で多くの操作を実行できます。 これらのタスクを実行するには、「処理」メニューの「管理」オプションから該当するサブオプションを選択します。
ネゴシエーション・クローズ時刻
応答受付中のアクティブなネゴシエーションに対して様々な処理を実行できます。
-
カテゴリ・マネージャは、ネゴシエーション要件や明細属性に関する説明をサプライヤから求められることがあります。 カテゴリ・マネージャは、サプライヤと話し合っている間、ネゴシエーションを一時停止します。
-
ネゴシエーションでは、クローズ時刻の数分前になって予期せず応答件数が増え始める場合があります。 カテゴリ・マネージャは、必要に応じて、すべての応答が発行されるようにネゴシエーションを手動で延長できます。 アプリケーションによりネゴシエーションが自動的に延長されるように定義することもできます。
-
カテゴリ・マネージャは、新規応答ラウンドを開始する場合もあります。 有効かつ十分な応答が得られてから、ネゴシエーションの落札決定を行うことができます。 いずれの場合も、処理を先に進めるにはネゴシエーションをクローズする必要があります。
-
ネゴシエーションに応答がないか、応答が満足のいくものではない場合、クローズ時刻よりも前にネゴシエーションを取り消すことができます。 取り消したネゴシエーションは今後処理できなくなります。
カテゴリ・マネージャは、サプライヤ応答に満足した場合は、ネゴシエーションを早期にクローズできます。 ネゴシエーション・クローズ日がより早い日付に変更されると、ネゴシエーションのクローズ日が更新され、アプリケーション内通知とともに、参加依頼されたサプライヤおよび参加中のサプライヤすべてにEメールで通知されます。 サプライヤのEメール通知に含めるノートを入力するオプションがあります。
ネゴシエーション所有者
ネゴシエーションの所有者を変更できます。 新しい所有者には、以降のすべての通知が届くようになります。 前の所有者とそのマネージャは、コラボレーション・チーム・メンバーとして残ります。
サプライヤ担当者
ネゴシエーションが公開されてからクローズされるまでの間にサプライヤ担当を変更できます。 新しい担当者には、以降のすべての通知が届くようになります。 前の担当者は、ネゴシエーションの参加依頼済サプライヤ・リストから削除され、今後の通知対象から除外されます。
コラボレーション・チーム
調達部門に新しい従業員が入ったものとします。 カテゴリ・マネージャは、いくつかの継続中のネゴシエーションを担当しているコラボレーション・チームに新しい従業員を追加します。 新しい従業員のアクセス・レベル(表示専用およびフル・アクセス)を管理することもできます。
要件
アクティブなネゴシエーションの要件を管理できます。 新しい内部要件を追加したり、外部要件の加重を変更できます。
追加サプライヤに対する参加依頼方法
追加サプライヤに対してアクティブなネゴシエーションへの参加依頼を行うことができます。 このサプライヤは、通知を受け取り、元の参加依頼リストに含まれていたサプライヤと同じように応答できるようになります。
ネゴシエーション修正
アクティブなネゴシエーションの詳細を更新できます。 たとえば、ネゴシエーション明細を追加したり、落札日を変更できます。 このような変更を通してネゴシエーション修正を作成します。 修正を作成すると、参加しているサプライヤに通知が送信されます。 サプライヤは、ネゴシエーションにアクセスし、修正を参照し、変更内容を確認し、応答を再発行する必要があります。