イベント処理通知

イベントがトリガーされると、そのイベントを含む該当するイベント・グループがフィルタされ、それらのイベント・グループに含まれる各イベント処理に対してイベント通知が生成されます。

ジョブが変更されたために、アプリケーションが就業者のイベントをトリガーする例を考えてみます。このイベントは、HCMレート再計算イベント処理に関連付けられたイベント処理グループに含まれています。その結果、「処理待ち」ステータスの「HCMレート再計算」について、就業者に対してイベント処理通知が作成されます。

レート・プロセスが実行されると、処理待ちステータスのHCMレート再計算のイベント処理通知があるすべての就業者が決定され、これらの従業員のレートが再計算されます。このプロセスが正常に完了すると、通知ステータスが「完了」に更新されます。

イベント通知は、次の2つの方法で表示および管理できます:

遡及給与計算および按分に関連するイベント通知には、「イベント通知」ページを使用します。「イベント・グループ」ページを使用して、これらの通知をトリガーするイベントを構成できます。
タイム・カード再送信、遅延採用の遡及給与計算、HCMレートの生成など、イベント処理に関連する他のすべてのイベント通知には、「イベント処理通知」ページを使用します。イベント処理グループは、これらのイベント処理を構成し、HCMデータ・ローダーを介してロードします。

イベントの影響とイベント通知の根本的な原因をビジュアル化するために、イベント通知とイベント間をナビゲートできます。イベント処理通知を表示し、ドリルダウンしてそのイベント通知に関連付けられているイベントを表示して、変更のタイプ、変更が発生した日時および変更を行ったユーザーを検出できます。「イベント処理通知」ページの「イベント通知」ボタンを使用して、選択した個人の「イベント通知」ページに移動できます。これにより、選択した個人の遡及計算通知を表示できます。「イベント通知」ページの戻る矢印は、「イベント処理通知」ページに戻ります。

または、「イベント」ページで個人に対して発生したイベント(イベント通知を発生させなかったイベントを含む)を表示することもできます。その後、ドリルダウンして、イベントに関連付けられたイベント通知を表示できます。

「イベント処理グループ」ページは、イベント・グループ設定で構成されます。ここでは、HCMデータ・ローダーを介してロードされたすべてのイベント処理グループを表示し、関心のあるイベントのタイプを監視するように設定されているかどうかを確認できます。

イベント通知ステータス

イベントがトリガーされると、給与アプリケーションでは、給与の遡及再計算や遅延採用に対する遡及計算などの機能に関するイベント通知が生成されます。「通知ステータス」属性では、イベントについて次の値がサポートされます:

未開始: 通知処理はまだ開始されていません。
完了: 通知処理が完了しました。
エラー: 通知処理に失敗しました。
イベントが取り消されました: イベントは取り消されました。
イベント通知ステータスを使用して、イベントを確認し、適切なアクションを実行します。