3.2 Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analyticsのインストール
Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)は、OUIを使用してインストールします。OUIでコマンドラインのサイレント・インストールを使用することもできます。
この章では、GG for DAAの新規インスタンスのインストール方法を説明します。インストールは3段階のプロセスで実行します。
- GG for DAA Microservices Architecture (MA)をインストールします。
- 必要な環境変数を設定します。
- 構成アシスタントを使用してOracle GoldenGateインスタンスをデプロイします。
ディスク領域はOracle GoldenGate Bounded Recovery機能にも必要です。Bounded Recoveryは一般的なExtractチェックポイント機能のコンポーネントです。この機能は長時間実行中のオープン・トランザクションを特定の間隔でディスクにキャッシュして、Extractの再起動における高速リカバリを有効にします。個々のBounded Recovery間隔(BR
パラメータのBRINTERVALオプションで制御されます)で必要となるディスクは次のとおりです。キャッシュ済データを備えるトランザクションごとに必要とされるディスク領域は通常、64KBプラス、64KBに丸められたキャッシュ済データのサイズです。長時間実行中のトランザクションがすべてディスクに保管されるわけではありません。
インストールおよび構成のデモについては、このビデオ(GoldenGate Microservices 21cのインストールと構成)を視聴してください。
トピック:
- UIを使用したOracle GoldenGate MA for Distributed Applications and Analyticsのインストール
対話型インストールでは、必要なインストール情報を求めるグラフィカル・ユーザー・インタフェースが提供されます。次の手順は新規インストールおよびアップグレードに適用されます。 - サイレント・インストール
コマンドライン・インタフェースからのサイレント・インストールは、システムにX-Windowsやグラフィカル・インタフェースが備わっていない場合またはインストールを自動化する場合に実行できます。サイレント・インストールでは、Oracle製品のインストール時に、組織の複数のユーザーが確実に同じインストール・プロセス・オプションを使用するようになります。 - セキュアなデプロイメントまたはセキュアでないデプロイメントの設定
セキュアなデプロイメントとセキュアでないデプロイメントの設定を選択できます。
親トピック: インストール