3.2.2 サイレント・インストール

コマンドライン・インタフェースからのサイレント・インストールは、システムにX-Windowsやグラフィカル・インタフェースが備わっていない場合またはインストールを自動化する場合に実行できます。サイレント・インストールでは、Oracle製品のインストール時に、組織の複数のユーザーが確実に同じインストール・プロセス・オプションを使用するようになります。

サイレント・インストールは、レスポンス・ファイルを使用して進められます。レスポンス・ファイルは、対話型のOracle Universal Installerセッションで「レスポンス・ファイルの保存」オプションを選択するか、バイナリ解凍後のレスポンス・ディレクトリにあるoggcore.rspテンプレートを編集することで保存できます。

Oracle GoldenGateレスポンス・ファイルには、Oracle GoldenGateに固有のパラメータに加えて、Oracle構成パラメータの標準のセットが含まれます。これらのパラメータは、インタラクティブ・セッションのフィールドに対応します。レスポンス・ファイルは次の場所にあります。
unzipped_directory/ggs_Linux_x64_BigData_64bit_services/Disk1/response

レスポンス・ファイルを使用してインストールを実行する場合は、次のコマンドを発行します。

unzipped_directory/ggs_Linux_x64_BigData_64bit_services.zip/Disk1/runInstaller -silent -nowait -responseFile absolute_path_to_response_file