3.2.1 UIを使用したOracle GoldenGate MA for Distributed Applications and Analyticsのインストール

対話型インストールでは、必要なインストール情報を求めるグラフィカル・ユーザー・インタフェースが提供されます。次の手順は新規インストールおよびアップグレードに適用されます。

UIを使用してOracle GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)をインストールするには:

  1. Oracle GoldenGateをインストールする一時ステージング・ディレクトリを作成します。たとえば、mkdir /u01/stage/oggscです。
  2. インストール用のZIPファイルを一時ステージング・ディレクトリに解凍します。たとえば: unzip ggs_Linux_x64_BigData_64bit_services.zip -d ./temp directory
  3. 展開されたディレクトリからggs_Linux_x64_BigData_64bit_services/Disk1/runInstallerプログラムを実行し(UNIXまたはLinux上)、インストール・ウィザードを表示します。
  4. 「インストール・オプションの選択」ページで、目的の環境に応じたOracle Databaseのバージョンを選択し、「次へ」をクリックして続行します。
  5. WindowsでManagerをサービスとして実行している場合は、jvm.dllが含まれるようにシステム変数PATHを設定し、Managerサービスを削除して再追加します。
  6. 「インストール詳細の指定」ページで、次の環境変数が設定されていることを確認します。
    • OGG_HOME
  7. 「次へ」をクリックして、「サマリー」ページを表示します。
  8. インストールに十分な領域があり、インストールの選択が正しいことを確認します。
    • (オプション)「レスポンス・ファイルの保存」をクリックして、インストール情報をレスポンス・ファイルに保存します。このファイルを入力として使用して、コマンドラインからインストーラを実行し、他のシステムで成功したインストールの結果を複製します。このファイルを編集、またはテンプレートから新しいファイルを作成できます。
    • 「インストール」をクリックしてインストールを開始するか、「戻る」をクリックして戻り、入力指定を変更します。既存のOracle GoldenGateインストールをアップグレードする際、OUIではソフトウェアの場所にファイルまたはディレクトリがあると示されます。「はい」をクリックして続行します。
    • 中央インベントリ・ディレクトリを作成すると、INVENTORY_LOCATION/orainstRoot.shスクリプトを実行するように求められます。このスクリプトは、rootオペレーティング・システム・ユーザーとして実行されます。このスクリプトでは、インベントリ・データが確立され、インストールされるOracle製品ごと(この場合はOracle GoldenGate)にサブディレクトリが作成されます。

    インストールが完了すると通知されます。

  9. 「閉じる」をクリックしてインストールを完了します。
    GoldenGate Microservicesのインストールに関するこのビデオをご覧ください。