9.2 ターゲット

GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)では、ソースとして次のテクノロジがサポートされています。GG for DAAの変更データ・レプリケーションは、Replicatプロセスによって管理されます。
Replicatについて

Replicatは、ターゲット・システムにデータを届けるプロセスです。これは、ソース証跡ファイルを読み取り、DML操作またはDDL操作を再構成し、それらをターゲット・システムに適用します。

GG for DAAの、次の2つの一般的なユースケースでは、Replicatプロセスの機能は次のとおりです:
  • 初期ロード: 初期ロード用にGG for DAAを設定した場合、Replicatプロセスでは、静的データ・コピーがターゲット・オブジェクトに適用されるか、高速なバルク・ロード・ユーティリティにデータがルーティングされます。
  • 変更の同期: ソースとターゲット・システムとの同期を維持するようにGG for DAAを設定した場合、Replicatプロセスでは、ソース操作がターゲット・オブジェクトに適用されます。
複数のReplicatプロセスを1つ以上のExtractプロセスで構成して、スループットを向上できます。データ整合性を維持するため、プロセスのセットごとに異なるオブジェクトを処理します。Replicatプロセスを区別するには、それぞれにグループ名を付けます