G Zero Downtime Migrationハイブリッド移行レスポンス・ファイル・パラメータのリファレンス
次の各トピックでは、ハイブリッド移行で使用されるZero Downtime Migrationレスポンス・ファイル・パラメータについて説明します。
G.1 MIGRATION_METHOD
移行の方法を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
はい |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.2 DATA_TRANSFER_MEDIUM
ソース・データベース・システムからターゲット・データベース・システムに、データを転送する方法を指定します。
転送メディアの構成および転送ノードの指定も参照してください
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
はい |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.3 TARGETDATABASE_ADMINUSERNAME
ターゲット・データベース管理者のユーザー名を指定します。
パラメータの関係
たとえば、共同管理データベースの場合、移行ユーザー名はsystem
にでき、Autonomous Databaseの場合、移行ユーザー名はadmin
にできます。TARGETDATABASE_*
パラメータでは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
はい |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.4 SOURCEDATABASE_ADMINUSERNAME
ソース・データベース管理者のユーザー名を指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
はい |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.5 DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_IMPORTPARALLELISMDEGREE
Data Pump Importのジョブに使用できるワーカー・プロセスの最大数を指定します。
Autonomous Databaseターゲットに移行する場合、Zero Downtime MigrationはそのCPUコア数を自動的に問い合せてこのパラメータを設定します。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_*
は、Data Pump ExportおよびImport.のオプション・パラメータです。詳細は、SET_PARAMETERプロシージャを参照してください。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
有効な値 |
整数値が必要です |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.6 DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_EXPORTPARALLELISMDEGREE
Data Pump Importのジョブに使用できるワーカー・プロセスの最大数を指定します。
Autonomous Databaseターゲットに移行する場合、Zero Downtime MigrationはそのCPUコア数を自動的に問い合せてこのパラメータを設定します。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_*
は、Data Pump ExportおよびImport.のオプション・パラメータです。詳細は、SET_PARAMETERプロシージャを参照してください。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
有効な値 |
整数値が必要です |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.7 DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_NOCLUSTER
すべてのData Pumpワーカーを、現在のインスタンス上で起動するか、ジョブで使用可能なインスタンス上で起動するかを指定します。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
DATAPUMPSETTINGS_DATAPUMPPARAMETERS_*
は、Data Pump ExportおよびImport.のオプション・パラメータです。詳細は、SET_PARAMETERプロシージャを参照してください。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
有効な値 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.8 DATAPUMPSETTINGS_EXPORTVERSION
Data Pumpジョブ・エクスポート・バージョンを指定します。
Data Pumpエクスポート・バージョンについては、Oracle Data Pumpのドキュメントを参照してください。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
必須 |
いいえ |
G.9 DATAPUMPSETTINGS_EXPORTDIRECTORYOBJECT_NAME
オンプレミス・データベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリのオブジェクト名を指定します。
ネットワーク・データベース・リンクのかわりに、DATAPUMPSETTINGS_EXPORTDIRECTORYOBJECT_*
プロパティで指定されたオンプレミス・データベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリが、Data Pump Exportのダンプ・ファイルの保存に使用されます。
このオブジェクトが存在しない場合は、Zero Downtime Migrationにより作成されます
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
データベース内のディレクトリ・オブジェクトの名前。 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.10 DATAPUMPSETTINGS_EXPORTDIRECTORYOBJECT_PATH
オンプレミス・データベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリの絶対オブジェクト・パスを指定します。
ネットワーク・データベース・リンクのかわりに、DATAPUMPSETTINGS_EXPORTDIRECTORYOBJECT_*
プロパティで指定されたオンプレミス・データベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリが、Data Pump Exportのダンプ・ファイルの保存に使用されます。
このオブジェクトが存在しない場合は、Zero Downtime Migrationにより作成されます
ノート:
Oracle Database 19c以降のリリースでは、UTL_FILE_DIR
初期化パラメータはサポート対象ではありません。つまり、データ・ポンプ・ディレクトリのシンボリック・リンクはサポートされていません。
シンボリック・リンクで構成された該当の機能を使用しようとすると、「ORA-29283: invalid file operation: path traverses a symlink」が表示されます。シンボリック・リンクのかわりにディレクトリ・オブジェクトを使用することをお薦めします。
詳細は、Oracle Data Pumpによるデータの移動方法を参照してください。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
データベース・サーバー上のディレクトリの絶対パス |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.11 DATAPUMPSETTINGS_IMPORTDIRECTORYOBJECT_NAME
インポート・ディレクトリ・オブジェクトの名前を指定します。
ネットワーク・データベース・リンクのかわりに、OCIデータベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリを使用して、Data Pumpダンプ・ファイルが保存されます。
このオブジェクトが存在しない場合は、Zero Downtime Migrationにより作成されます。
Autonomous Database移行ターゲットの場合は、DATA_PUMP_DIR
オブジェクトがすでに存在します。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
データベース内のディレクトリ・オブジェクトの名前 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.12 DATAPUMPSETTINGS_IMPORTDIRECTORYOBJECT_PATH
インポート・ディレクトリ・オブジェクトの絶対パスを指定します。
ネットワーク・データベース・リンクのかわりに、OCIデータベースのサーバー・ファイル・システム上のディレクトリを使用して、Data Pumpダンプ・ファイルが保存されます。
このオブジェクトが存在しない場合は、Zero Downtime Migrationにより作成されます。
Autonomous Database移行ターゲットの場合は、DATA_PUMP_DIR
オブジェクトがすでに存在します。
ノート:
Oracle Database 19c以降のリリースでは、UTL_FILE_DIR
初期化パラメータはサポート対象ではありません。つまり、データ・ポンプ・ディレクトリのシンボリック・リンクはサポートされていません。
シンボリック・リンクで構成された該当の機能を使用しようとすると、「ORA-29283: invalid file operation: path traverses a symlink」が表示されます。シンボリック・リンクのかわりにディレクトリ・オブジェクトを使用することをお薦めします。
詳細は、Oracle Data Pumpによるデータの移動方法を参照してください。
パラメータの関係
オプションのDATAPUMPSETTINGS_*
パラメータを使用すると、Oracle Data Pump ExportおよびImportのジョブをカスタマイズできます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
データベース・サーバー上のディレクトリの絶対パス |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.13 DUMPTRANSFERDETAILS_PUBLICREAD
NFS上のダンプ・ファイルを他のユーザーが読み取れるかどうかを指定します。
パラメータの関係
このオプションを使用すると、ダンプ・ファイルがパブリックで読取り可能な場合に、ターゲット・データベース・ユーザーは共有パス上のダンプを読み取ることができます。
これは、ソース・データベース・サーバーにアクセスするユーザーが共有パス上のダンプのグループ所有権を変更できない場合に役立ちます。
DUMPTRANSFERDETAILS_*
パラメータは、ダンプをソース・ノードからターゲット・ノードに転送するための詳細を指定します。
サポートされている転送モードはOSSおよびセキュア・コピーです。OSSへのダンプのアップロードには、OCI CLIまたはcurlを使用できます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.14 IGNOREEXPORTERRORS
Oracle Data Pumpエクスポートで無視するORAエラーのカンマ区切りリストを指定します。新しいエラーを無視する場合は、無視するデフォルト・エラーのリストの最後に新しいエラーを付加します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.15 IGNOREIMPORTERRORS
Oracle Data Pumpインポートで無視するORAエラーのカンマ区切りリストを指定します。新しいエラーを無視する場合は、無視するデフォルト・エラーのリストの最後に新しいエラーを付加します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.16 RMANSETTINGS_SRCCHANNELS
RMANバックアップの実行のためにソースで割り当てるRMANチャネルの数を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.17 RMANSETTINGS_TGTCHANNELS
RMANバックアップの実行のためにソースで割り当てるRMANチャネルの数を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.18 RMANSETTINGS_RETENTIONWINDOW
ZDMによって作成されたバックアップが不要になるまでの日数を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.19 RMANSETTINGS_BACKUPTAG
バックアップを作成または使用するためのバックアップ・タグを指定します。デフォルトでは、ZDMによってジョブ番号固有のバックアップ・タグが生成されます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.20 RMANSETTINGS_SECTIONSIZE
バックアップに使用する、バックアップ・タグのRMANセクション・サイズを指定します。セクション・サイズの使用をスキップするには、この値を0に指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.21 RMANSETTINGS_COMPRESSIONALGORITHM
バックアップに使用するRMAN圧縮アルゴリズムを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.22 RMANSETTINGS_PUBLICREAD
共有ストレージにあるバックアップ・ファイルを他のユーザーが読み取れるようにすることを指定します。このオプションを使用した場合、バックアップ・ファイル・ディレクトリはパブリックに読取り可能であるため、ターゲット・データベース・ユーザーが、共有パスにあるバックアップを読み取れるようになります。これは、ソース・データベース・サーバーにアクセスするユーザーが共有パスにあるバックアップに対するグループ所有権を変更できない場合に役立ちます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
値の範囲 |
TRUEまたはFALSE |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.23 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_IDENTITYFILE
データベースへの要塞ベースのアクセスのために、要塞へのアクセスに使用するアイデンティティ・ファイルを指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.24 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_IP
データベースへの要塞ベースのアクセス用の、要塞ホストのIPアドレスを指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.25 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_PORT
データベースへの要塞ベースのアクセス用の、要塞ホストのポート番号を指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.26 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_REMOTEHOSTIP
データベースに要塞ベースでアクセスするために、要塞からアクセスするリモート・ホストのIPアドレスを指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.27 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_USERNAME
データベースへの要塞ベースのアクセスのために、要塞にアクセスするユーザー名を指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.28 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_HOSTNAME
HTTPSプロキシを介してソース・データベースに接続する、プロキシ・ホスト名を指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.29 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_PORT
HTTPSプロキシを介してソース・データベースに接続する、HTTPプロキシ・ポート番号を指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.30 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_PROTOCOL
プロキシを介してソース・データベースに接続するためのプロキシ・プロトコルを指定します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.31 SOURCEDATABASE_ENVIRONMENT_DBTYPE
指定された環境から移行するデータベースのタイプを示します。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.32 SOURCEDATABASE_ENVIRONMENT_NAME
ソース・データベースの環境を指定します。
ソース・データベース環境がOracle (ORACLE
)であるかどうかを指定できます。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.33 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_HOST
リスナーのホスト名またはIPアドレスを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらのプロパティはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.34 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PORT
リスナーのポート番号を指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.35 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_SERVICENAME
完全修飾サービス名を指定します。
このパラメータは、Oracle Autonomous Databaseターゲットの場合はオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
また、小数OCPUサービスが使用されているOracle Autonomous Database on Dedicated Exadata InfrastructureおよびOracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerの場合は、パラメータに適切なサービス別名を指定する必要があります。
使用可能な事前定義済の小数サービス別名を指定できます。ただし、Autonomous Transaction Processingのワークロードの場合、TP*サービスはLOW*サービスよりも優先されます。これは、LOW*が優先度の低いバッチ・ジョブ用であるためです。
TP_TLS
、TP
、LOW_TLS
またはLOW
(Autonomous Transaction Processingのワークロードの場合)LOW_TLS
またはLOW
(Autonomous Data Warehouseのワークロードの場合)
DBシステムへの接続および専用Autonomous Databaseへの接続についても参照してください
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
有効な値 |
Autonomous以外の場合は、完全修飾サービス名を指定します。 Autonomousの場合は、小数OCPUサービスのサービス別名として次を指定できます。
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.36 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_HOST
ソース・データベース・リスナーのホスト名またはIPアドレスを指定します。environment.name
= ORACLE
およびenvironment.dbType
= ADBS|ADBD
を除くすべての場合に必要です。Oracle RACデータベースの場合は、スキャン名を指定できます。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
はい* *Autonomous Databaseには不要。 |
再開時に変更可能 |
はい |
G.37 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PORT
ソース・データベース・リスナーのポート番号を指定します。environment.name
= ORACLE
およびenvironment.dbType
= ADBS|ADBD
を除くすべての場合に必要です。
パラメータの関係
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
はい* *Autonomous Databaseには不要。 |
再開時に変更可能 |
はい |
G.38 SOURCEDATABASE_CONNECTIONDETAILS_SERVICENAME
ソース・データベースの完全修飾サービス名を指定します。environment.name
= ORACLE
およびenvironment.dbType
= ADBS|ADBD
を除くすべての場合に必要です。
パラメータの関係
たとえば、ORACLE.ADBSとORACLE.ADBDを除くすべてのEnvironment.DbTypeの場合は<service_name>.<DB_domain>、Environment.DbType = ORACLE.ADBSまたはORACLE.ADBDの場合は<service_name>
です。詳細は、DBシステムへの接続の概要を参照してください。
SOURCEDATABASE_*
パラメータは、ソース・データベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
はい* *Autonomous Databaseには不要。 |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.39 TABLESPACEDETAILS_EXCLUDE
ユーザー・スキーマのインポート中にターゲット・データベースでの表領域の自動再マップまたは自動作成に考慮しない表領域を指定します。
詳細は、表領域の自動作成を参照してください。
例
TABLESPACEDETAILS_EXCLUDE=B2B_LOB_TS,B2B_HR_TS
パラメータの関係
論理移行では、TABLESPACEDETAILS_*
パラメータでは、Zero Downtime Migrationでターゲット・データベースに必要な表領域を自動的に作成できるようにする詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルトでは、SYSTEM、SYSAUXおよびUSERS表領域は除外されます。 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.40 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_IDENTITYFILE
ターゲット・データベースへの要塞ベースのアクセスのために、要塞へのアクセスに使用するアイデンティティ・ファイルを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
移行ジョブには必須ではありません |
再開時に変更可能 |
はい |
G.41 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_IP
データベースへの要塞ベースのアクセス用の、要塞ホストのIPアドレスを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.42 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_PORT
データベースへの要塞ベースのアクセス用の、要塞ホストのポート番号を指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.43 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_REMOTEHOSTIP
データベースに要塞ベースでアクセスするために、要塞からアクセスするリモート・ホストのIPアドレスを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.44 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_BASTIONDETAILS_USERNAME
データベースへの要塞ベースのアクセスのために、要塞にアクセスするユーザー名を指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
これらはAutonomous Databaseではオプションですが、接続にHTTPプロキシが必要な場合は指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.45 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_HOSTNAME
HTTPSプロキシを介してターゲット・データベースに接続するための、プロキシ・ホスト名を指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.46 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_PORT
HTTPSプロキシを介してソース・データベースに接続するための、HTTPプロキシ・ポート番号を指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.47 TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS_PROXYDETAILS_PROTOCOL
プロキシを介してターゲット・データベースに接続するためのプロキシ・プロトコルを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_CONNECTIONDETAILS
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
はい |
G.48 TARGETDATABASE_DBTYPE
ターゲット・データベースのOCIDが指定されていない場合、ターゲット・データベース・タイプを指定します。
パラメータの関係
TARGETDATABASE_*
パラメータは、ターゲットOCIデータベースの接続詳細を指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません 次の値がサポートされています:
|
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.49 WALLET_DATAPUMPENCRYPTION
Data Pumpの暗号化パスワードの取得に使用される、自動ログイン・ウォレット・ファイルcwallet.sso
を含むディレクトリの絶対パスを指定します。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.50 WALLET_SOURCEADMIN
自動ログイン・ウォレット・ファイルcwallet.sso
を含むディレクトリへの絶対パスを指定します。このファイルは、ソース・データベースの管理管理者パスワードの取得に使用されます。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
ウォレットへのフルパス。 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.51 WALLET_TARGETADMIN
自動ログイン・ウォレット・ファイルcwallet.sso
を含むディレクトリへの絶対パスを指定します。このファイルは、ターゲット・データベースの管理管理者パスワードの取得に使用されます。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
|
G.52 WALLET_TDEKEYSTORE
ソース・データベースのTDEキーストア・パスワードを指定するための自動ログイン・ウォレット・ファイルcwallet.ssoを含む、TDEキーストアに使用するウォレットの絶対パスの場所を指定します。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
ウォレットへのフルパス。 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.53 WALLET_TGTTDEKEYSTORE
ターゲット・データベースのTDEキーストア・パスワードを指定するための自動ログイン・ウォレット・ファイルcwallet.ssoを含む、ターゲットのTDEキーストアに使用するウォレットの絶対パスの場所を指定します。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
値の範囲 |
ウォレットへのフルパス。 |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
いいえ |
G.54 WALLET_USERACTION
そのユーザーアクションを実行する必要があるユーザーの名前とそのパスワードを含む、自動ログイン・ウォレット・パスを指定できます。
パスはZero Downtime Migrationサービス・ホストから解決できる必要があります。
WALLET_*パラメータについて
WALLET_*
パラメータは、Zero Downtime Migrationサービス・ホスト上の自動ログイン・ウォレット・ファイルのフルパスを指定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません |
必須 |
いいえ |
再開時に変更可能 |
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