はじめに

このガイドの狙いは、バッチ・ランタイムとともに使用するKornシェル・スクリプトの理解と作成を支援し、Tuxedo Job Enqueueing Service (TuxJES)の使用方法を説明することです。

このガイドでは、Kornシェル・スクリプト内で実行される通常タスクについて説明します。これには、z/OS JCLから変換された結果のタスクあるいはターゲット・プラットフォーム用に新しく記述されたタスクが含まれます。また、このガイドではTuxJESの使用方法についても説明します。

ドキュメントのアクセシビリティ

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

構成

このガイドには、次の4つの主要な章があります。

  • バッチ・ランタイムの概要: この章では、バッチ・ランタイムの一般的な原則を紹介します。
  • バッチ・ランタイムの使用: この章では、いろいろな例を使用して、バッチ・ランタイムを実装するために必要な通常のタスクを実行する方法を説明します。この項では、様々なOracle Tuxedo Application Runtime for Batchの上位レベル関数を組み合せて単一のステップを作成する方法と、様々なステップを組み合せて完全なKornシェル・スクリプトを作成する方法を説明します
  • ベスト・プラクティス: この章は、z/OSの機能をターゲット・プラットフォーム上で再現するためのガイダンスです。
  • TuxJESの使用: この章は、TuxJESを構成して、実行するためのガイダンスです。

バッチ・ランタイムの詳細、特に、様々な関数をコーディングする方法は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchリファレンス・ガイド』を参照してください